こんにちはっ!
最近はスマートフォンの価格上昇が続き、エントリーモデルでも4万円、5万円という機種が珍しくなくなってきました。
そんな中、2万円程度で購入できるスマートフォンとして気になる存在が「nubia S2」です。
価格は安いものの、RAM 6GB、おサイフケータイ、eSIM、超広角・マクロカメラなど、普段使いで欲しい機能はしっかり押さえています。
nubia S2のレビューについてはこちらに書いていますのでよかったらご覧くださいね。
ただ、ここまで安いと気になるのが処理性能です。
「機能は充実しているけど、やっぱり動作は遅いんじゃない?」
そう思う人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、nubia S2でAnTuTu Benchmarkを実際に計測してみました。
nubia S2のAnTuTuスコアを調べるとV10やV11で計測された情報も多く見つかりますが、今回は新しいAnTuTu Benchmark V12を使用しています。
最近発売されたAQUOS wish6のAnTuTuスコアや、V11とV12で何が変わったのかも確認しながら、最後にnubia S2の実測結果を紹介します。
2万円程度なのに基本をしっかり押さえたnubia S2

nubia S2の大きな魅力は、やはり価格です。
最近はスマートフォン全体の価格が上がっており、以前ならエントリークラスだった価格帯でも、4万円前後する製品が珍しくなくなりました。
そんな中、nubia S2は2万円程度で購入できます。
ただ安いだけではありません。
RAMは6GBを搭載し、ストレージは128GB。おサイフケータイやeSIM、防水・防塵、microSDにも対応しています。
カメラも約5,000万画素のメインカメラだけではなく、超広角・マクロ撮影にも対応。
「安い代わりに必要な機能がかなり削られている」というタイプではなく、普段使いのスマートフォンとして欲しい機能を幅広く押さえているのがnubia S2の魅力です。
特におサイフケータイとeSIMに対応しているため、安価なサブスマホとしてだけではなく、メインスマホとしても選びやすい構成になっています。
でも2万円のスマホって処理性能は大丈夫?
スペックを見るとかなり魅力的なnubia S2ですが、価格を考えると気になる部分もあります。
それが処理性能です。
いくらRAMが6GBあって、おサイフケータイやeSIMに対応していても、アプリを開くたびにもたついたり、WebサイトやSNSの動作が重かったりすれば、毎日使うスマートフォンとしては気になります。
特に2万円程度という価格を見ると、
「機能は充実しているけど、SoCの性能はかなり低いのでは?」
と思ってしまう人もいるでしょう。
そこで参考になるのがAnTuTu Benchmarkです。
今回はnubia S2の結果を見る前に、比較対象として最近発売されたAQUOS wish6のスコアを確認してみます。
AQUOS wish6のAnTuTuスコアは?
AQUOS wish6は、シャープのベーシックモデルとして販売されているスマートフォンです。

SoCにはMediaTek Dimensity 6300を搭載し、RAMは4GB、ストレージは128GBとなっています。
そしてこのwish6は、AnTuTu Benchmark V11で約55万点程度です。
AQUOS wish6は販売先によって価格が異なりますが、4~5万円で販売されているモデルです。
つまり、最近の4万円台のベーシックスマートフォンでは、AnTuTu V11で50万点台というのが一つの参考になります。
では、2万円程度のnubia S2はどこまで迫れるのでしょうか。
その前に、今回の比較で一つ知っておきたいことがあります。
AQUOS wish6の約54万点はAnTuTu V11ですが、今回nubia S2を計測したのはAnTuTu V12です。
AnTuTu V11とV12は何が違う?
AnTuTu V12では、V11からベンチマークの内容が変更されています。
CPUでは実際の使用状況に近いさまざまな負荷を反映する方向へテスト内容が見直されました。
MEMでは動的レイテンシやメモリ断片化に関するテストが追加されています。
GPUについても、より高いグラフィックス負荷を想定したテストへ変更。UXについても実際のシステム描画やレスポンスをより反映するよう見直されています。
つまり、V12はV11と同じテストを行ってスコアの付け方だけを変えたものではなく、測定内容そのものがアップデートされています。
そのため、V11とV12のスコアをそのまま横に並べて性能差を判断することはできません。
今回もAQUOS wish6のV11での約54万点と、これから紹介するnubia S2のV12でのスコアは、あくまでバージョンの違いを考慮して見る必要があります。
nubia S2のAnTuTu V12スコアを実測した結果
それでは、nubia S2の結果を見てみましょう。
今回、実際にnubia S2でAnTuTu Benchmark V12を実行しました。
その結果は……
約710,000点
でした。

2万円程度で購入できるスマートフォンとして考えると、かなり興味深い結果です。
AQUOS wish6はV11で約54万点、nubia S2はV12で約71万点。
先ほど説明したようにAnTuTuのバージョンが違うため、単純に「nubia S2のほうが17万点高性能」という意味ではありません。
V11とV12の違いや搭載されているSoCの性能帯まで考えると、実際には両機種の処理性能はかなり近いクラスと考えるのがよさそうです。
しかし、ここで改めて価格を考えてみると面白くなります。
AQUOS wish6は4万円台。
一方のnubia S2は2万円程度です。
処理性能で極端な差があるわけではないにもかかわらず、価格にはかなり大きな差があります。
さらにnubia S2はRAM 6GBを搭載し、おサイフケータイ、eSIM、防水・防塵、microSD、超広角・マクロカメラなどにも対応しています。
「2万円程度だから処理性能はかなり低いのでは?」と思っていた人にとっては、今回のAnTuTu V12の結果は意外だったのではないでしょうか。
もちろん、約71万点だからといって、重い3Dゲームを高画質・高フレームレートで楽しむためのスマートフォンというわけではありません。
しかし、SNS、動画、Web検索、LINE、Googleマップ、写真撮影、キャッシュレス決済などが中心なら、十分現実的な性能です。
まとめ:2万円程度でこの性能ならコスパはかなり高い
今回は、nubia S2の処理性能をAnTuTu Benchmark V12で実際に計測してみました。
結果は約71万点。
最近発売されたAQUOS wish6ではAnTuTu V11で約55万点程度のようです。
V11とV12では測定内容が異なるため数字をそのまま比較することはできませんが、実際の性能帯として見ると両機種はかなり近いクラスと考えられます。
それでいてnubia S2は2万円程度で購入できます。
RAM 6GB、おサイフケータイ、eSIM、防水・防塵、microSD、約5,000万画素カメラ、超広角・マクロ撮影など、普段使いで欲しい機能もしっかり押さえています。
最近はスマートフォンの値上がりが続いているだけに、価格を抑えながら機能も処理性能も大きく妥協したくない人にとって、nubia S2はかなり魅力的な選択肢です。
「2万円のスマホだから、やっぱり遅いのでは?」
そんなイメージを良い意味で裏切ってくれる結果になりました。
それではまたっ!