引き締まったフレームの材質は?
落ち着きのあるたたずまいのZenfone Max。
このスマホの周りをぐるっと囲むゴールド色のフレームは、いっそうキリリと引き締まって上品に見えます。
ところでこのフレームの材質、何だと思いますか?
事の発端。
実は、某大手新聞社の子会社のサイトによるZenfone Maxのレビューが最近公開され、そこでは「樹脂製のようだ」と説明されています(2016年4月19日現在)。
むむっ?私はこのZenfone Maxを毎日使っていますので、朝起きてこのスマホを持った時にフレームから伝わるほのかにヒヤッとした感触や、手でつかんだ時のガシッとした剛性感は、ごく普通に金属だと思ってたんです。それに今時、3万円クラスのスマホだったら一部にメタル使ってもおかしくないと思ってました。
そのレビューは樹脂製だという断定的な表現はしていませんし、レビュー目的の一時的な使用のため勘違いもあるかもしれません。しかし、有名なサイトなので読む側としてはインパクトは強く、えぇ~本当なの??と思いました。
改めてASUSのZenfone Maxの紹介ページを見ると「側面にはエレガントな光をまとい、洗練された都会的な美しさを楽しめます」としか書いていない…。メタルだったらもっとアピールするでしょうか。最近は塗装の技術が向上していますので、これも樹脂製だとしたら…、それはそれで驚きです。
ASUSに聞いてみた。
このようなことは製造元に聞いてみるのが一番。単にレビュー目的や冷やかしで何でも聞くのはどうかと思いますが、ユーザーですし、プラスチックなのか金属なのかによって取扱い方だって意識変わりますよね。
それで早速、サポートに尋ねてみました。サポートは平日しか対応していないのですが、忘れっぽい私なので金曜日の夜に一応メールを出してみると、翌日の土曜日に確認中なので少し待ってほしいという丁寧な返事が来ました。なかなか良い対応ですね。
結果は?
週明けの月曜日に早速回答きました。「公表しておりません」みたいなつまらない回答だったらどうしようと思いましたが次の通りです。
「Zenfone Maxの背面はプラスチック製となりますが、
とてもストレートな返事で拍子抜けです。なんだやっぱり…。一安心です。だったらもうちょっとPRページで宣伝してもいいんじゃないかなぁ…。このフレームのおかげでクオリティはかなりアップしていると思うのですが。
まとめ。
バッテリーが多くて重くなりがちなZenfone Maxの背面に軽量なプラスチックを用いるのは正解。さらに、落としたときの強度や、鷲掴みした時の剛性感、手に触れたときのクールな高級感を考慮してフレームには定番通りメタルをしっかり用いています。上手に素材を用いてパッケージングしているのがZenfone Maxですね。