格安SIMカードを比較。予算1,000円でスマホを持つ。

Zenfoneと格安SIMカード
Pocket

格安SIMカードって。

こんにちはっ。

総務省の後押しもあり、格安SIMカードの利用者が増えているようです。

格安SIMカードとは、docomoやauやSoftBankといった「おなじみの」大手携帯電話会社ではなく、そのような大手から回線を借りてモバイル向けの通信サービスを提供するMVNOと言われる業者が提供しているSIMカードのことです。

このSIMカードは月額の通信費用をとても安く押さえることができるので人気なんです。

格安SIMカード
格安SIMカード。実際にはdocomoだったりする。

格安SIMのつもりが割高に…?

でもMVNO業者だって営利目的を持つ企業です。こちらの選ぶ側として格安SIMに「何を求めているか」がはっきりしていなければ、結果として意外に高くなってしまった、ということもあります。よく選ばなければ…。

MVNO業者数はいまや561社。選ぶのが難しい。

とはいうものの、MVNOは、いまではかなりの業者があり、総務省による「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 (平成27年度第4四半期(3月末)」によると、なんと561もの業者があるようです。

これではますますどれがいいのかわかりません。結局、「面倒なのでジャスコに行ってイオンモバイルでいいやっ」となるかもしれません。確かにイオンモバイルは格安SIMの中で知名度がありますし、店頭でサポートを受けられるメリットもありますので、そのようにするのもいいと思います。最安ではないものの、サポートはそれほど変わらず今までの携帯より安いというだけでも、価値はあります。

ただ、せっかくSIMフリースマホを選んだなら、安いSIMを入れてお得感を楽しみたいですよね。そのような方のためにオススメの、とにかく無駄を省いた「予算1,000円で維持できる安いSIM」を3つ選びました。

ちなみにスマホは通常、通話もしますので、通話もできる回線(音声SIM)の料金で統一して比較しています。通話SIMでなければ、110、119もできないので、困った時に何もできなくなります。

大抵、安い料金を強調するプランは、データ通信のみの料金(いわゆるデータSIM)であって、通話できるプラン(音声SIM)ではないことが多いのでご注意くださいね。

安くて「節約モード」があるFREETEL

おすすめはFREETELの「使った分だけ安心プラン」です。

これは、音声SIMで月額¥999円(税抜)なので、かなり安いです。最安値ではないでしょうか。

それに加えて「節約モード」があるのがとても便利。節約モードに設定しておくと、200kbpsという低速通信ですが、追加費用は全くかからないので、この節約モードで接続している限り、¥999円という最低料金を維持できますし、一時的に速い通信を使いたい場合は、「契約を変更することなく」、節約モードをoffにするだけで切り換えることができます。もちろん、節約モードoffの場合は使用量によって段階的に加算されますが、1Gまでで¥1,199、3Gまでで¥1,600なので急に高くなるわけでもありません。使用しているデータ量もいつも確認できます。

普段はメールやLINE程度の利用だけなので、最安の料金に抑えつつ、時には多少料金は払ってでもインターネットでサイトを見たいという人にはおすすめです。

「バースト機能あり」で格安のDMMモバイル

このDMMモバイルは業界最安値をうたっていますので全体的に安いですが、FREETELよりは若干高いですね。通話SIMの最安で¥1,140です。

このSIMは、低速状態でもはじめの一定量は高速通信で読み込むことができる「バースト」機能があります。これによって、低速状態の節約利用であったとしても、Webサイトの閲覧が若干快適になるというメリットがあります。この機能は大手のIIJmioもありますが、¥1,600ですので、DMMモバイルのほうが安いです。

音声SIMが700円で利用できる!Nuro mobile

Nuro mobile(ニューロモバイル)というサービスブランド名は聞いたことがないかもしれませんが、大手So-net(ソニーネットワークコミュニケーションズ)が扱っていますので安心です。

音声SIMなのに月額¥700(税抜)という最安で500MBまで使えます。500MBを超えると100MBごとにプラス100円。5Gまで使えて、上限は2,300円にしかならないようですので、ネットをほとんど使わないならFREETELより安くなります。ただ、FREETELのような「節約モード」がないので、途中で通信をストップできず、そのまま上限まで入ってしまうのがネックになります。基本、自宅にはWifiがあって、ほとんど外出しない人向けになるでしょうか。

各社の回線速度ってどうなんだろう。

確かに主要MVNO業者のスピードテストを行ってランキングを見ることがありますが、実際のところ、どこの業者が「今の自分の利用条件や環境において」速いのかはわからないと思います。

MVNOというサービス自体が、回線を間借りして契約者でシェアしているわけです。スピードテストの結果は事実ですが、あくまでもその時点でのランキングであって、常に契約者数が増減し、なおかつ、どの程度の回線の太さを、何人がシェアしているのかがわからないかぎり、判断はできません。もちろん、そのようなベストエフォート型のため、ここまで安くできているので、このようなサービス提供方法が悪いわけではありません。

それで常にランキングが上位であれば、回線増強を意識している業者とはある程度考えることはできますが、それでも自分が使ってみると意外に遅い、ということはあり得ます。

でもそこにSIMフリーを使う価値があって、そのMVNOの回線が遅くて改善されないなら、事務手数料として3,000円程度かかりますが他社に乗り換えればいいんです。スマホはそのままで気軽に回線を変えられるのが、SIMフリーのいいところの一つですね。

まとめ。

いかがでしょうか。

SIMを入れる
最安スマホライフを。

最近はスマホとSIMのセット販売が増えてきました。これはスマホの設定をしなくても、ワンセットで送られてきてすぐに使えるようになっているというメリットはあるものの、お値段的には少し高くなります。

それで、お気に入りのSIMフリースマホを自由にネットで買って、格安SIM業者も自由に選び、月1,000円程度という使い方をしてみるのもいいと思いますよ。せっかくのSIM「フリー」なのですから。

それではまたっ!

スポンサーリンク
Pocket