OPPO Reno9 A 実際に買ったレビュー!良いのか悪いのか…。

OPPO Reno9 Aをついに買った!良いのか悪いのか
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こんにちはっ!

ついにOPPO Reno9 Aを買いました!

ついにって言うほどのスマホなのかとは思いますが、経緯については以下の記事に書いています。

OPPO Reno9 Aって詳しい人にとっては単にReno7 Aの焼き回しでしょ?という感じではあるのですが、大抵の人にとってはそんなことは関係なく、ごく普通に新モデルとして受け入れられるスマホになっています。

というのもメモリが6Gから8Gに増量され、背面がガラス素材になりました。とにかく事あるごとに値上げ値上げというご時世、Reno7 Aとお値段そのままなのに、内部のスペックも外側もアップデートされましたので、十分歓迎すべき新モデルと言えるでしょう。

しかし価格的にはamazonで2023年7月12日時点で42,000円程度ということで安くはないスマホ。

ただIP68防水に3眼カメラ、おサイフケータイ、有機ELディスプレイなどほぼ全部入りなのでスペック的にはそのぐらいかなとは思うものの、以前のOPPOやXiaomiらしく勢いのあるコスパスマホというイメージとは若干ずれているようには思います。

ところが先ほどの記事に書きましたがIIJ mioで他社から乗り換えればなんと19,800円で買えてしまうので、この値段だと破格だと思います。以前のコスパ感が蘇った感じですね。

では開封レビューと行きましょう!

外箱

ふむ。なかなかシンプルかつ力強いフォントでOPPO Reno9 Aと刻印されており、さらに9が強調されています。若干虹色にグラデーションがかかっており、品位ある高級感を醸し出しています。なかなか考え抜かれたパッケージだと思います。

OPPO Reno9 Aの外箱
OPPO Reno9 Aの外箱

外箱を開けてみる

開けるとシンプルにOPPOという文字。いいですね。

OPPO Reno9 A外箱を開けてみる
OPPO Reno9 A外箱を開けてみる

中箱の中身は?

中箱の中身は、スマホケース、SIMピン、安全ガイド、クイックガイドの4点が入っています。

OPPO Reno9 A中箱の中身
OPPO Reno9 A中箱の中身

でもこの「安全ガイド」「クイックガイド」のフォントが微妙になんというか、いわゆる中華フォントっぽく感じますし、クイックガイドにシワが入っています。えっと、これ新品ですよね??

OPPO Reno9 Aの安全ガイド、クイックガイドのフォントが...。
OPPO Reno9 Aの安全ガイド、クイックガイドのフォントが…。

スマホケースのシールも折れ曲がっとる。たまたまかもしれませんが、あまり良い気持ちではない。

OPPO Reno9 Aのケース
OPPO Reno9 Aのケース

さて、本体

気を取り直して、本体の包み紙は和紙っぽい半透明で素材感がお洒落で良いと思います。そしてディスプレイ内指紋認証搭載なんですね。至れり尽くせりのスマホ。

OPPO Reno9 A本体の包み紙
OPPO Reno9 A本体の包み紙

さて、本体。OPPOなので、おっと。なかなか良いのでは??

OPPO Reno9 Aの本体
OPPO Reno9 Aの本体

レンズの周辺もなかなか良いとは思いますけど、レンズ周辺を透明パーツで囲む部分…というか全体的にiPhoneっぽいです。

OPPO Reno9 Aの本体 カメラ周辺処理はXiaomiっぽい
OPPO Reno9 Aの本体 カメラ周辺処理はiPhoneっぽい

実際iPhone 13 miniと比較すると雰囲気は完全一致レベル。

OPPO Reno 9 A(左)とiPhone 13 mini(右)
OPPO Reno 9 A(左)とiPhone 13 mini(右)

でもiPhoneのほうが当然、フレーム部分のカラーが若干ゴールドがかっていたりと全体的な高級感はあります。

OPPR Reno 9 AとiPhone 13 miniを比較。当然高級感はiPhoneが勝る
OPPR Reno 9 AとiPhone 13 miniを比較。当然高級感はiPhoneが勝る

あえて言うなら、フレームのシルバー部分が少し安っぽいかな。Umidigiといった超廉価スマホのシルバー色もこんな感じかなと言った感じ。

OPPO Reno 9 Aのフレームのシルバー部分
OPPO Reno 9 Aのフレームのシルバー部分

内臓スピーカーはモノラルです。このあたりもコストダウンの跡を感じます。3.5mmイヤフォンジャックはありますので内蔵スピーカーを使わないなら気にならないと思います。

OPPO Reno 9 Aのスピーカーはモノラル
OPPO Reno 9 Aのスピーカーはモノラル

このスマホ良いところはSIMカードを挿す必要のないeSIMに対応していることと、物理SIMカードも二枚挿せることです。そしてmicroSDカードを使えば物理SIMカードは1枚しか使えませんが、物理SIMとeSIMのデュアル回線にすればmicroSDカードが使うこともできるので良いですよね。

OPPO Reno 9AはeSIM対応・デュアルSIM対応
OPPO Reno 9AはeSIM対応・デュアルSIM対応

手で持ってみる

手で持ってみるとデカいです。OPPO Reno 7Aから背面がガラスになりましたので質感は上がりましたが183グラムになりました。180グラム超えると重いですよ。フラッグシップスマホで重いのは致しかねないとは思いますが、このスマホのようにスペック的に中庸なスマホで重いのはどうかなと思います。

サイズの比較はyourfones.netというサイトを使うと便利。バーチャル上に発売されているほぼすべてのスマホを並べて比較できるスゴいサイトです。多くの人は購入前にyourfones.netでチェックしています。

OPPO Reno 9Aはデカい
OPPO Reno 9Aはデカい

横から見るとカメラの出っ張りは目立たないですね。

OPPO Reno 9Aのカメラの出っ張りはほとんどない
OPPO Reno 9Aのカメラの出っ張りはほとんどない

電源を点けてみる

ブィーンというバイブレーションと同時に着くのですが、このバイブレーションが少し安っぽい感じはしますね。

でもさすが有機ELディスプレイだけあって黒がクッキリした表示です。

OPPO Reno 9Aの電源を点けてみる
OPPO Reno 9Aの電源を点けてみる

でもこの壁紙とかアイコンを見ると、ちょっと全体的にダサい雰囲気があります。ただOPPOも今ではテーマストアがあるのでそこから自分好みにカスタマイズできます。

OPPO Reno 9Aのディスプレイ
OPPO Reno 9Aのディスプレイ

前面カメラのパンチホールが左にあります。私はこの左にあるタイプが邪魔にならないので好きですね。ただ自撮りが好きな人は中央にあるほうが撮影しやすいと思います。

OPPO Reno 9Aはパンチホールが左にある
OPPO Reno 9Aはパンチホールが左にある

上側と違って下側は黒い部分が多いというあたりも、安物スマホっぽいです。

OPPO Reno 9Aの下側の黒い部分が多い
OPPO Reno 9Aの下側の黒い部分が多い

ウェブブラウジングのスクロールなどの動作は特に不満はありません。

まとめ

OPPO Reno 9Aを実際に買って使ってみてどうか。

OPPO Reno 9Aは実際どうなのか?
OPPO Reno 9Aは実際どうなのか?

実際に手に取ると、いわゆる中華スマホとして揶揄される部分はいまだに多く感じ、まだXiaomiさえも超えていないと感じた。

それはフレーム部分の安易なシルバー色や質感だったり、バイブレーションの仕方であったり、ディスプレイの下側が太くなっていたり、標準の壁紙やアイコン部分だ。廉価スマホで有名なUmidigiをベースに日本向けにカスタマイズした感じが漂ってくる。このあたりがOPPOクオリティーなのかとネガティブに受けとめた。

それにデザインはiPhoneのパクリと言われても仕方がない感じではある。日本ではiPhoneが人気なので、影響を受けるのはいいとしても、模倣に近い感じもしないでもない。

ただスペック的に考えればおサイフケータイ対応にIP68防水にスナドラ695にeSIM対応で超広角やマクロを搭載したトリプルカメラにディスプレイ内指紋認証でに有機ELディスプレイにメモリ8Gで…ほぼ全部入り。

まずはスペック的に良くなければ購入対象にもならないから、使用感・使い心地が二の次になるのはやむを得ないとは思うけどその点が気になる。まあでもこの値上げのご時世、なんとか価格を押さえつつも品質も向上させた…苦労の跡が見えるスマホであった。

スマホやカメラにこだわらない人であれば十分満足できるスマホだと思う。サイズ感だけ思っているよりも大きいので、ぜひyourfones.netでサイズ感はチェックしておいたほうが後悔しないと思います。

でも買った後、スマホを見て嬉しくなるようなスマホではない。しかしスマホ好きのスマホを作ってもXperiaみたいに20万円ぐらいになって台数出るとは限らず、良くも悪くも堅実に売れるスマホを作ったという感じが伝わってきた。でもこれでOPPOというブランド力が上がるかどうかは心配になった。

それではまたっ!

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