爆売れ?moto g24はどんなもんなの?実際に買ったレビュー!

案外売れているmoto g24を実際に買ったレビュー
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こんにちはっ!

久々にスマホ。買った。それもmoto g24😥

詳しい人はわかってるとは思う。1万8千円ほどで買える2万円切りの安いスマホ。確かにレビューして記事にするほどのことなのか?とは思う。

でもそれが案外売れてます。2024年5月時点で1か月でこのamazonだけで500台以上購入されている。amazonのスマホ販売ランキングで2位ですよ。その時、1位はiPhone SE第二世代、3位はiPhone SE 第三世代でした。

片やXiaomi 14 UltraやGalaxy S24 Ultraといった20万円近くのスマホが発売されている。こうしたスマホはかなり魅力的ではあるものの、実際には売れてるのはiPhoneではSEシリーズという低価格モデル、Androidではg24のような低価格スマホがAndroidとしては売上No.1で売れに売れている状況。g24はXiaomi 14 Ultraの10分の一以下の価格ですから。

こうなってくると日本はもう相手にされなくなるのではと心配だけど、スマホのマーケットはそんなに単純でもない。スマホは今となってはサイフより必需品となっているので無くなることはない。Nothing Phoneも日本に積極的に参入してるし、案外、混迷の時代にこそ商機があると判断したメーカーは頑張ってる。motorolaは地味だったが、この時代を乗り切る堅調なメーカーの一つと言えるほどに安定感を増しつつある。

それにしてもみんな高いスマホ買わないのかなって思っていたら、自分もmoto g24を買ったという…。やっぱり安いと買いやすいよね。磁石のように吸い寄せられた感じで買ってしまった。今回はファーストインプレッションとして書きたいと思います。最後に残念な出来事も少し..。

なぜmoto g24を買ったのか?

レビューするために買ったわけではない。

私はサブ回線として楽天モバイルを使用しているのですが、楽天のWiFiルーターを使っていました。サブ回線で、しかも電話回線ではなく単にWiFiとして使用していたのは楽天を信用していなかったからです。実際当初はいろいろ困りましたね。初代のRakuten Wifi Pocketを使い、その後Rakuten Wifi Pocket 2B/2Cに乗り換えました。いろいろありましたよ。そのことは次の記事に書いています。ふり返ると我ながらそこそこ面白い事書いてる😅

ただこういったことは過去になりつつある。つまり楽天が結構良くなってきたかなと感じているのです。あれから繋がらないと思ったことは一度ぐらいしかなかった。まぁ、一度でもあったんかい、という感じですが、その時はルーター再起動したら直った程度なのでいいかなと。

そこでそろそろWiFiルーターにしておくのはもったいない。電話機に格上げしたいと思いました。Rakuten Linkアプリを使えば通話無料だしね。

そこで楽天モバイルが使えて安いスマホで、でもほどほどに信頼できるメーカーでと考えた時に、このmotorola moto g24となったのです。簡単に言えば2台目需要としてこのg24はマッチしたわけです。

motorolaのスマホは初めて

motorolaって好きではなかった。好きではいけど嫌いでもないという存在だった。自分に刺さるスマホはなかったので、いずれmotorolaのスマホは消滅すると勝手に思っていたけど、粘りますね。

g24が初motorolaになるとは...
g24が初motorolaになるとは…

体力あるメーカーでしかできないことだとは思うけど、地道に継続するとブランド力は上がりますね。実際、こうやって購入に至ったということは、いつの間にか一定の安心感は刷り込まれていたように思う。

moto g24の外箱

まあでも外箱からしてこんな感じで、安いスマホ感はありますね。きれいな化粧箱ではない雑然とした箱に入ったスマホは初めてかも。簡素なのでいいとは思いますが、外箱からワクワクさせるような仕組みは皆無ですね。まあ、g24がそもそもワクワクさせるようなスマホではないとは思いますので、身分相応の外箱といった感じでしょうか。

このスマホはメモリは8Gですが、RAMブースト機能でストレージの8Gを使って16Gに拡張できます。このRAMブーストも格安スマホやタブレットが強調するところなので、やっぱり格安スマホ路線なのかなとテンションは下がり気味…。

moto g24 外箱
moto g24 外箱

g24の付属品

付属品はこれだけ。充電アダプターもUSBケーブルも無し。SIMピンと説明書のみ。シンプルですね。このあたりも極力コストを抑えていることがわかります。でも無くて困るものでないので良いです。あと、moto careは418円以上/月が必要。

moto g24の付属品
moto g24の付属品

moto g24の本体

箱から出すとまずはケースが装着された状態の本体となっていました。第一印象は思ったよりデザインが良い

moto g24の本体
moto g24の本体

moto g24の付属透明ケース

moto 24には透明ケースが付属しています。格安スマホなのに気が利いてますね。よく見るとドットパターンがない??ドットパターンとは本体とくっつかないように小さい白い点々で加工するのが一般的なのですが、このケースは完全に透明なので、ついていない?でも触ってみたらザラザラしていますのでドットパターンはないけどくっつかないように加工しているまともなケースでした。これは素晴らしい!

moto g24 に付属する透明ケース
moto g24 に付属する透明ケース

moto g24の素の本体

透明ケースを外した状態のmoto g24。無駄を省いたデザインでカッコいいです。motoも結構デザイン良くなりましたね。

ちなみにカラーはご覧の通り、マットチャコールにしました。アイスグリーンも良いとは思ったのですが、安いスマホって無難にブラックのほうがいいかなと。アイスグリーンだとパッと見てg24ってわかってしまうので。

moto g24の本体
moto g24の本体

スマホのデザインで好きなところってカメラ周辺なんですけど、このg24は本体と一体化したユニボディで盛り上がらせてカメラが二眼になっています。シンプルなのになかなかワクワクするデザインです。1万円台のスマホにはもったいないぐらいの良いデザイン

moto g24のカメラ
moto g24のカメラ

そしてこの背面カメラは5,000万画素(f/1.8)と200万画素(f/2.4)のマクロなんです。5,000万画素のメインカメラは明るいレンズ使っていますし、200万画素は深度測定用だけではなく、マクロ用(超接近して撮影してもぼやけない)になっているのが嬉しい。マクロって使う機会結構あるんですよね。植物や昆虫などの撮影だけでなく、何か記録しておきたい時とか便利なんです。g24の同価格帯スマホでライバルとなるXiaomi Redmi 12 5Gはマクロが無いです。スマホを購入する際は単に二つのレンズがついているとしても、その二つがどんなレンズなのかは要チェック。

実際にこのスマホで写真を撮ってみました。その印象はこちらの記事に書いています。

それにしても、デザインがなかなか渋い。この穴はイヤホン差込口です。この上側にもスピーカーがあるそうなのですがスピーカーの穴がないのはどうしてなんだろう??

moto g24上側
moto g24上側

音量ボタンと電源ボタン。押した感触も適度なクリック感がありますし十分です。

moto g24 音量スイッチ
moto g24 音量スイッチ

本体下側にはUSB-Cコネクタとスピーカー。モノラルっぽいですが、DolbyAtmos対応でステレオスピーカーなんです。格安スマホだとモノラルになりがちですが、押さえるところはしっかり押さえている感じですね。

moto g24はステレオスピーカー
moto g24はステレオスピーカー

それにしてもメタルボディかと思ったのですが、背面を軽く爪でたたいてみるとプラスチックでした。でもこれパッと見た感じだとメタルと間違えますね。このカラーで良かったと思います。マットチャコール、渋いです。

moto g24は3スロットのDSDV + microSD

さらにSIMが2枚同時に挿せる上にさらにmicroSDも挿せますのでスゴイ。ただしeSIMには非対応。

moto g24は3スロット+microSD
moto g24は3スロット+microSD

moto g24 ディスプレイ点灯

電源を点けてみた。有機ELではないけど、悪くないな…。1万円代のスマホだと思うとお値段以上で不満は感じないです。

moto g24 ディスプレイ点灯
moto g24 ディスプレイ点灯

あえて言うなら、フロントカメラ部分の切り抜かれたパンチホールという部分が少し大きいですね。

moto g24はパンチホールが大きい?
moto g24はパンチホールが大きい?

気になると言えば気になるかな??

moto g24はパンチホールが大きい??
moto g24はパンチホールが大きい??

画面全体はこんな感じ。周辺や下側もディスプレイ領域が広くて、この値段なら十分納得です。

moto 24のディスプレイ
moto 24のディスプレイ

moto g24を持ってみるとデカい??サイズ感はどうなの??

最初、持ってみると結構大きいかなと思うかもしれません。大きいと思う人は久しぶりにスマホを購入する人かも。最近大型が主流となりつつあります。

moto g24はけっこう大きいかも
moto g24はけっこう大きいかも

それでも意外と買ってからサイズ感に違和感があり後悔する人もいますよね。そこでサイズについて心配ならyourfones.netというサイトがおススメです。

例えば、g24のような2024年春頃の2万円前後のスマホとしてはこのmoto g24、OPPO A79 5G、Redmi 12 5G、OPPO Reno 7 Aでしょうか。

これらをyourfones.netで並べて比較してみるとこんな感じです。これを見るとわかるのですが、moto g24は他社の同じようなスマホと比較してみると、それほど大きいわけではなく、むしろOPPO A79 5GやRedmi 12 5Gよりも小さいのです。そんなことがすぐにわかるので、スマホ買う前には多くの人はこのyourfones.netでチェックしています。パソコンだとほぼ実寸で表示できるので手のひらを重ねてサイズ感をバーチャルに確認できます。

moto g24とOPPO A79 5GとRedmi 12 5GとOPPO Reno 7 Aを比較
moto g24とOPPO A79 5GとRedmi 12 5GとOPPO Reno 7 Aを比較

ざっと触ってみて感じたこと

デザインはなかなか良いのですが、角ばったストレートエッジなデザインなので手で持つとゴツッとしてます。手になじむとは言い難いですね。

ディスプレイは大きいのでタブレットがなくてもこれ一台でも結構使えるかなと思いました。欠点はスクロールがブラウザのスクロールでも少しカクッとします。これはMediaTek Helio G85というエントリークラスのSoCを使っているからです。

moto g24 最初に使ってみた感じ
moto g24 最初に使ってみた感じ

まあでも、日本国内で正規で購入できるスマホで1万円台で新品購入できるという条件になるとmoto g24が無難といった感じ。その安さの理由はSoCのスペックが低い、背面パネルがプラスチック、5G非対応、eSIM非対応、防水防塵IP52で弱い、といったところがネガティブポイントとなります。

しかしながらスピーカーはステレオでDolby Atmos対応だし、ディスプレイも十分綺麗で大画面、デザインも良い、3スロット、価格の割に所有感に直結するところは結構いいかも?という感触です。

ただ残念なことに…。

開封直後は気づかなかったのですが、背面をよく見ると白い帯状の汚れみたいなのが細長く付いていました。少し触っても取れないです。光の当たり方で見えないこともあるのですが、傾け方ではっきりわかります。

そこでamazonで購入したので交換していただきました。現状の写真などを送る必要があると思ったのですが、交換手続きをするだけで、すぐに新品を送ってくれたのはびっくりしました。ネットで購入する際はamazonみたいに、問題があったときにスムーズに行えると安心ですね。

あまりにも返品交換がスムーズだったので、問題のあった背面の写真は掲載しないでおきますね。

工業製品に100%完全はありません。こういうこともあると思います。大事なのは問題があった時に返品・交換がスムーズであることだと思います。そして開封直後の検品はご自身で十分に行いましょう。

なお返品後どうなったかはこちらの記事に書いています。

さいごに

こんな感じで返品することもできたのですが、あえて交換を選んだことからも、私としてはmoto g24はけっこう気に入りました。

motorolaは長年スマホを日本国内で販売してきだだけあって、ツボを押さえているな~とうなりました。限られたコストの中で機能を厳選するセンスが素晴らしいと思う。

moto g24 なかなか良い
moto g24 なかなか良い

もちろん安いスマホなので欠点はたくさんありますが、1万8,000円程度で購入した割には満足感があります。おそらく、音・デザイン・ディスプレイといった分かりやすいところは若干の期待以上な感じが良いのでしょうね。売れてる理由がよくわかりました。

それではまたっ!

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