HUAWEI nova lite を数カ月使って良かったところと気になったところ。

nova lite は曲面ガラス
Pocket

こんにちは~。暑っ!

HUAWEI nova lite は2017年2月下旬に発売され、超コスパスマホとして彗星のごとく登場しました。

このインパクトはかなりのものでした。この登場で、他のスマホの価格が下がったのです。

私は当時、初代のZenfone Maxを持っていたのですが、数年は使うつもりでした。

お世話になったZenfone Max
お世話になったZenfone Max

でも、たった1年経過して処理が重く感じていた時にnova liteが登場です。nova liteにすると約2倍の速さになるんだったらいいんじゃない?ということで2017年の3月下旬ごろにnova liteを購入してしまったのです。

でもHUAWEIは今勢いのあるメーカーですので、立て続けにリリースしています。すぐに次のモデルが出て後悔するだろうか、という不安はありました。

実際nova lite と同時期に発売されたnova、そしてP10 Plus、P10、P10 liteと4機種も出ているわけです。

yourfones.net というサイトを使って、これらのスマホを並べて比較してみました。

HUAWEIの最近のスマホ
HUAWEIの最近のスマホ

こうやって改めて眺めて見ると、nova lite って今だにハイコスパなんですよね。最新のHUAWEI P10 liteと比較しても、それほどnova liteとスペックが変わらないのですが、nova liteのほうが1万円近く安いという。

ということで、まずnova liteの良い点から。

Zenfone 3並みなのに半値。コスパ良し。

スマホの処理速度の一般的な指標となるAntutuスコアが60,000近くです。これは発売当初4万円程度したZenfone 3と同じレベルです。

HUAWEI nova liteのantutu
HUAWEI nova liteのantutu

しかもメモリ3Gで余裕。なのに2万円程度で購入できたのは良かったです。

ところで久しぶりにZenfone 3 5.2インチモデルの価格をyourfones.netで見てみると、かなり価格下がっているんですね…。31,000円ぐらいになることがあるようです。

Zenfone 3 5.2インチモデルの価格
Zenfone 3 5.2インチモデルの価格

それでも1万円の差は大きいのでやはりnova liteでしょうね。

指紋認証が速くて超簡単。これは良い。

指紋認証が速くて本当に便利です。一度使ったらもう戻れません。指紋認証のないスマホは論外になってしまいました。

nova lite の指紋認証
nova lite の指紋認証

そろそろこのような生体認証が普及して、ATMやパソコンとかのパスワードや暗証番号を覚えるという生活から一気に解放されたいものですよね。

バッテリーは安定している。

これは以前 「HUAWEI nova lite のバッテリーはどれぐらい持つの?」 でレポートした通りです。

HUAWEI nova lite 2日以上持つ!?
HUAWEI nova lite 2日以上持つ!?

ライトに使ってバッテリーは2日程度持ちますが、ギリギリまで使うことは現実的ではないため、まる1日使って2日目の気づいたときに充電するというサイクルですね。

欲を言えば、Zenfone Maxみたいに3日持ちがいいですけどその分重くなりますからね…。

HUAWEIのスマホは、どれも急激にバッテリーが減るということがなく、減り方も安定しているところがいいですよね。この省電力の特性を持つKirinプロセッサーは意外にも実力を感じます。

写真がけっこうキレイなのは良い。

カメラに詳しいわけではありませんが、こうやって何も考えずに適当にとっても普通に綺麗なのはいいですよね。

公園をnova liteで撮影。
公園をnova liteで撮影。

木陰から覗く、朝の太陽の光をカシャッ。

木陰からの朝日
木陰からの朝日

シャッター音も軽いカシャッという音でなかなか良いですし、「はい、チーズ」のような掛け声で写真を撮る「音声シャッター」もあるので自分を含めた集合写真を撮るときに便利です。

あと、美白モードもあって10段階に簡単に調整でき、肌がキレイになりシワがなくなり、たまご肌と自信を取り戻せます。(*´ω`*)

安いモデルでもHUAWEIって写真機能がけっこう充実しているんだな~って思わせてくれるのがいいですね。

電話の鳴動時間や国が表示されるのは良い。

これ、普通なのかもしれませんが、Zenfone Maxにはありませんでした。

鳴動時間表示
鳴動時間表示

鳴動時間によって、その人の本気度合い(´・ω・`)がわかるのでいいですよね。あと、国名も表示されるという至れり尽くせりです。

ん?パプアニューギニアからかかってきたみたいだけど、誰っ(゚Д゚;)?

天気予報が見やすい。

地味な点なのですが、Zenfone Maxの標準の天気予報よりも相当見やすいです。

私は朝に時間別の天気予報を見て傘が必要か、さらに交通手段を考えるので、必須の機能なのです。

ちなみにこれがZenfone Maxの天気予報の画面。驚いたのが標準機能なのに、上段見てください、広告が出るという…。( ゚Д゚)

しかも時間別が分かりにくい!それで他のアプリを使っていました。

Zenfone Maxの天気予報
Zenfone Maxの天気予報

それに対してnova liteの天気予報。ホーム画面の天気マークをタップするだけでこの画面が表示され、時間ごとの天気マークが表示されるという、とても見やすいんですよ。

nova lite の天気予報
nova lite の天気予報

パッと見て今日の1日の天気を時間単位で見れます。

もちろん、いろんなアプリで便利なものがあるでしょうけど、個人的に余計なアプリはできるだけ入れたくないのです。標準でこの機能があるのは便利。毎日使って重宝しています。

さて、次は気になる点。

背面ガラスというジレンマ。

背面ガラスは確かにキレイです。これまでスマホのブラックって、安っぽいビジネス用グッズみたいな雰囲気でつまらなかったんですよ。それがガラスになることで、「ピアノブラック」という品位を感じさせるレベルに一気に向上しました。

nova lite は背面もガラス
nova lite は背面もガラス

でもショールームで見ている感覚のある間は煌びやかでいいのですが、実際に使っていくと気を遣うんです。

それに背面ガラスは滑ります。置くだけで滑って逃げていく。(´・ω・`)

しかもガラスなので落としたら割れます。スマホは数カ月に1回は落とすものなんです。なので結局ケースを使うことになります。そしてケースを使うとガラスの素材は楽しめないというジレンマに陥ります。

今度は、傷がついてもいいフルアルミとか、NuAns NEO みたいなウッドやコルクみたいなのがいいな~、って最近思っています。

フレームが樹脂製。

フレームが樹脂製というのは最初は気にならないと思っていたのですが、ケースに入れるとですね、フレームだけが見えるんですよ。結局ガラスの透明感はなくなります。

nova lite のフレームだけが見える
nova lite のフレームだけが見える

スマホ本体だけだと、両面ガラスに魅かれてフレームは気になりませんが、盲点でした。nova liteの一番力を抜いたフレーム部分が注目されるようになってしまうという。

例えばZenfone Maxはちょうど逆で、フレームだけ金属のため、ケースに入れてもフレームがゴールドに光って高級感があったんです。

Zenfone Max ゴールドのフレーム
Zenfone Max ゴールドのフレーム

なのでケースに入れると確実にZenfone Maxのほうが高級感は上です。いや~、あの頃(って、たった1年前ですが)はZenfoneって勢いありましたよね~。

今思えばnova liteはモダンだけど、Zenfone Maxのほうがクラシックなカメラみたいな雰囲気があり外観は好きだったなぁ…。

Zenfone Max
Zenfone Max

フレームが派手な金ピカではなく控えめなゴールド色がとてもよかったのです。

曲面ガラスで液晶保護シートを貼るのにひと苦労。

これはレポートしていますので、「HUAWEI nova lite の液晶保護フィルムはこんな感じ。 」 をご覧ください。

まあ、手に持ったときのツルンとした感触は確かに手に優しくいいですよ。でも液晶保護シートが二周りほど保護できなくなり不格好ですよね。

nova lite は曲面ガラス
nova lite は曲面ガラス

今度は曲面ではないスマホにしたいところです。

カメラの起動が遅いことがある。

ソフト面で一番気になるのはこれですね。

毎回遅いわけではないです。普段は1秒もかからないです。

長く使っていない状態で、最初に起動するときにかなり遅いことがあるようです。カメラ起動ってネット使ってないはずなので、ネットワークに影響しないはずですしねぇ…。なんででしょう。

カメラが起動しない!?
カメラが起動しない!?

アプリを起動すると。んっ?んんっ?んんんっ?あれっ?画面真っ黒なんだけど?どうしたっ??フリーズ?どうしたらいいの?あ、起動したっ。(´・ω・`)

というぐらい数十秒かかることがあるんです。もちろんレンズを指で隠していたというオチでもありません。

いつでもシャッターチャンスを逃したくない、というなら、もう少しカメラに力を入れたモデルを考えた方がいいかもしれません。

私のスマホだけでしょうか。アップデートで修正されないでしょうかね。

[追伸]その後、「 HUAWAI nova lite のカメラ起動が気になっていたけど…。もしかして!? 」でさらにレポートしています。

FMラジオがない。

実はこれ、全くの盲点でした。Zenfone Maxにはついていたので、スマホってカメラと同じぐらい必ずあるものと思っていたのです。

Zenfone にはFMラジオがあった
Zenfone にはFMラジオがあった

たまたま使おうとしてあれこれ探して、無いという衝撃の事実に気づきました。「まぁ、なければいいか~」程度なのですが、必要な方は要注意です。

フォントがちょっと好みではない。

まずnova liteのフォントから。こんな感じ。

nova lite のフォント
nova lite のフォント

次にZenfone Maxです。

Zenfone のフォント
Zenfone のフォント

フォント業界で分かりやすく言えば、Zenfoneは丸みを帯びたメイリオっぽくて、HUAWEIはちょっと角がある游ゴシックっぽい感じでしょうか。

最初からHUAWEIなら違和感ないのかもしれませんが、Zenfoneのほうが優しい感じがしてよかったです。

最後に番外編ですが…。

いまだに半角カナ使っとる!

アラーム、ストップウォッチ、タイマー。ハンカクカナハギンコウノツウチョウダケニシテクレナイカッ!

時計機能
時計機能

スペース足りないのならアイコンにするとか、いろいろ方法あるのに…。

まあ時計機能だけだから許そう…、んっ?

システム更新
システム更新

アカウント、アプリ、メモリとストレージ、開発者向けオプション、…システム更新。( ゚Д゚)

まとめ。

いかがでしょうか。

良い点と気になる点をあげました。

気になる点の多くは、良い点と比べると、細かいことかもしれませんね。

総じてコスパにすぐれたスマホと言えますが、あえて言うなら、ごくたまにカメラの起動が遅くなることと、ケースを入れた状態だと思ったほど高級感がない—まあ実際に高価なわけではないのですが—という点ぐらいでしょうか。

なのでこれ。なかなかいいですよ。

それではまたっ!!

スポンサーリンク
Pocket