こんにちはっ!
2019年3月時点での価格comのスマホ人気ランキングで堂々No.1のHUAWEI nova lite 3。
このスペックで2万円台前半で買えるとなると、向かうところ敵なしという感じですが、ASUSが意外にもMaxシリーズで勢いを上げて健闘しています。
このブログでもZenfone Max Pro M1がなかなか良いので何度か記事にしています。
でもこれ2018年12月下旬に発売されたばかりなのに、2019年3月15日には次世代のZenfone Max Pro M2が発売されるという…。上の記事でもそのことは予期していたものの、本当にそうなるとは…。ええっ!もう??うーん。早すぎる!
正直なところ、少し嫉妬してますけどZenfone Max Pro M2は“力み過ぎ”なのでM1とは少し方向性が変わりました。
それにM2の登場でM1も若干価格が下がると思いますので、M2登場後もM1はさらに買いやすくて高バランスなMaxとして一定の人気は保ちそうです。
それでやはり3万円前後の予算としてはHUAWEI nova lite 3かZenfone Max Pro M1あたりでしょうか。前回はディスプレイや本体を比較しました。
この二台、それぞれ個性があってなかなか良いスマホ。
それで今回は処理速度を比較したいと思います!
では早速Antutuで比較!
って思ったのですが、実は2019年2月下旬ごろまではZenfone Max Pro M1はAntutu 3DBenchがこんな感じで使えなくて計測不能…。Qualcommプロセッサーにピュアアンドロイドという王道を行くスマホと思っていたのにこのありさま。ガッカリです。
「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」??Android8.1って普通ですよね??それに対してnova lite 3はAndroid 9ですけどAntutuはサクッと動作しました。
なんだか相変わらずZenfone Max Pro M1はひと手間かかるなって印象でした。
でも、その後2019年3月上旬にZenfone Max Pro M1はアップデートされてAndroidセキュリティパッチレベルは早くも2019年2月1日バージョンに!このアップデートは早かったですね~。HUAWEIのnova lite 3やP20 liteのAndroidセキュリティパッチレベルは2019年3月上旬ではまだ2019年1月1日なので。
ASUSは対応が良くなったかもしれません。それかピュアアンドロイドなのでこういったセキュリティパッチレベルの適用も早くなるのか…それだといいですよね。
そしてこのアップデートによってAntutu 3D Benchもインストールできるようになったんです!
さて。前置きはこれぐらいにして、ではAntutuを実行!
上がnova lite 3で下がZenfone Max Pro M1です。ほぼ同時に実行してみましたので同じ場面が最初は表示されています。
動作を比較してみるとnova lite 3のほうがスムーズですね。Zenfone Max Pro M1はnova lite 3と比較するとコマ数が少ない感じ。でも比較するとということなので…極端に悪いわけではありません。これでもZenfone 5と同じプロセッサーですからねぇ…。
そしてZenfone Max Pro M1は徐々にnova lite 3より表示が遅れてゆくことに。
nova lite 3が88%の進み具合なのにZenfone Max Pro M1はまだ80%…。
まあでもスクロールなんかはZenfone Max Pro M1でも全然問題ありません。
ちなみにnova lite 3にはパフォーマンスモードというインチキモードがあるんですけど、それはもちろんOFFにしています。
で、Antutuの結果は??
nova lite 3が129,403に対してZenfone Max Pro M1は116,152です。10%ほどnova lite 3のほうが高いことになります。
Zenfone Max Pro M1はプロセッサーがQualcommなのでGPU(グラフィック)はnova lite 3より強いのでは?と思ったんですが、GPUスコアもなんと!nova lite 3が28,120でZenfone Max Pro M1が20,865。nova lite 3のほうが35%も高い。
つまりGPUもnova lite 3のほうが断然上回っていました。実際、Antutuの最初の3Dアニメーションでもnova lite 3のほうがスムーズでした。
そしてCPUスコアがnova lite 3が56,998でZenfone Max Pro M1が56,153で大差ありませんでした。
さらにAntutuのHTML5のテストをしてみましょう。
HTML5はブラウザの表示テストになります。
こんな感じでブラウザ上でグラフィックスを描画させて計測します。HTML5だと速度としてはあまり違いは見られませんでした。
さてAntutuのHTML5テストの結果は??
nova lite 3が25,228でZenfone Max Pro M1が22,868でした。こちらはAntutu総合スコアと同様10%ほどの違いでした。
GeekBench 4の結果
GeekBench 4も比較しておきたいと思います。CPUスコアはこの通りです。こちらもAntutuの総合スコアと同様10%ほどの違いでnova lite 3のほうが高い。
でも面白いことにGPUのパフォーマンスを計測するCOMPUTEスコアを比較してみると…。あれっ?Zenfone Max Pro M1のほうが1.5倍高い!うーん、これはどういうことなんだろう??
あと、使っていて処理速度について感じたことなんですが。
Zenfone Max Pro M1は再起動が速い!
んです。初めて再起動したとき、うぉっもう再起動したの??速っっ!と思いました。実際に計測してみると再起動実行してから使用できるまでに23秒でした。
それに対してnova lite 3は30秒でした。
これは勝手な想像ですが、Zenfone Max Pro M1はピュアアンドロイドなので余計な処理が入っていないからではないかと思います。
まとめ
ということでAntutuを比較してみると断然nova lite 3のほうがスコアも動きも良いのですが、ブラウザの表示を比較するとそんなに大差なく、GeekBenchのGPUスコアではZenfone Max Pro M1のほうが良いし、起動もZenfone Max Pro M1のほうが速い。
ベンチマークアプリは単に一つの物差しにすぎないため用途によってはZenfone Max Pro M1が良いこともあるということなんでしょうね。
それで例えばゲームによってはZenfone Max Pro M1のほうがよかったりすることもあるかもしれませんね。しかもZenfone Max Pro M1は超ロングバッテリーなので長時間ゲームを楽しめます。
なかなか悩む二台ですけどオールマイティーならnova lite 3ですが、ロングバッテリーを意識するならやはりZenfone Max Pro M1のほうがおススメできそうです。
それではまたっ!