個人的には2021年、一番コスパ的に買いたいと思ったモノ。
それがXiaomi Pad 5です。
いろいろあったけどようやく買いました。詳しくはこちらに書いています。
工夫すればもっと安く買えるだろうけど私はamazonで買いました。amazonだととにかく楽に買える。楽に買えるというのは購入までの手順がシンプルというだけでなく、キャンセルや返品も簡単だから。これが大きい。
もちろん購入する側でも常識ある対応はしたいから、そんなに頻繁にキャンセルしているわけじゃないけど、上の記事のように納期が長くて他で短納期なのを見付けた場合など気軽にキャンセルできるのは便利。キャンセルしやすいから購入ボタンも押しやすい。
Xiaomi Pad 5の特徴
箱を開けるとXiaomi Pad 5の特徴が4つ明記されている。
一つ目がリフレッシュレート120HzのWQHD+(解像度1,600 × 2,560)のディスプレイ。HDR10よりも高画質なDolby Visionにも対応。
二つ目がDolby Atmos対応の4つのスピーカーが搭載されている。Dolby Atmosは立体的に音を作り出すことができるため4つのスピーカーが生かされる。
三つ目は7nmプロセスのSnapdragon 860搭載。このプロセッサーは2019年のフラッグシップSoCだったSnapdragon 855のオーバークロック版ですが、860が発売されたのは2021年3月なので新しいチップ。そんな背景があるので処理速度は2019年頃のフラッグシップ程度でこれを十分と考えるかどうかですね。私は十分と思っています。
四つ目は8,720mAhバッテリーです。動画をずっと再生して16時間持つらしいので、1日ずっと使っても余裕で持つ感じで素晴らしい。
でも私の購入理由はこの4つのうちどれでもなく、11インチという大画面がまず第一でしたが、これらの4つの特徴があるからこそ購入に至ったという感じですね。
国内版って?
だいたいYouTubeやブログではレビューで先を競い合ってるからグローバル版を買ってレビューすることになるんだけど、私はごく普通のユーザー目線であり続けたいたいので普通にamazonで国内版を買った。
今回のXiaomi Pad 5はグローバル版でも技適があるらしいのでグローバル版を安く買っても問題ないと思います。
グローバル版と異なるのはこのように電源アダプターがちゃんと日本で使えるタイプになっています。当然ですが。
あと説明書も日本語です。まあでも説明書というほどのものでもないので、これらが特に気にならなければグローバル版で安く買っても良いと思いますね。
少し気になったのが外箱の裏のラベルがこんな感じになってるんですよね。よく見るとラベルが二重になっていて上から貼り付けています。もしかしてグローバル版を国内版に付け替えた??
付属品を差し替えて箱のラベルを張り替えるだけで国内版に変えられる。上の記事にもあったような事態になっていたから十分あり得るかなぁと思いました。あくまでも想像にすぎませんよ。それに、そうだとしても私としては早く手に入れることができたので良かったです。
本体
さて。本体です。ご覧の通りお洒落&シンプル&高品質なXiaomiデザイン。しかもマットな感じが良い。
ロゴも控えめで心得ている。ここをシルバーにしないのが大人。
カメラのデザインも良い。Xiaomiはカメラデザインがなかなか上手い。まあでも残念ながら私はこんなデカいタブレットでカメラを使うつもりは全くないです。なくても良いんだけどね。その分安くして欲しい。
側面を見てもこのクオリティーの高さが伝わってくると思う。購入前は黒でいいやぐらいに思ったんですが、この黒、けっこうカッコいいです。渋いです。スマホでもこんな感じだったら黒でもいいんだけどな。スピーカーが片側にそれぞれ2つあって合計4つのスピーカーとなります。
電源ONをしてまず気になっていたこと
実は私は以前、Xiaomi Mi11 Lite 5Gを購入した時にがっかりしたのが、Miアカウントが必須になったことなんです。その点はこちらに書いています。
これをきっかけにXiaomiに対する熱が少し冷めていたのですが、今回はコスパ感に負けて買ったという経緯があります。
さて、今回はどうか。このように「Googleアカウントでサインインしますか?」ということでGoogleアカウントを前面に出してきました。Xiaomi Mi11 Lite 5Gの時は「Mi アカウントを作成」と表示されていたので、かなり丸く収まった感じです。
でもその後、Xiaomi Cloud使用しませんか?とか以下のプライバシーに抵触する追加設定も出てくるのは変わらず。つまりGoogleアカウントを使っているとは言っても実際にはMi アカウントであり、それゆえにXiaomiは安いというわけですけど、このあたりは以前よりは気づかないようになった。これだけでもずいぶんと気持ち悪くはなくなった。それでも次の追加設定は全部OFFにした。(笑)
ディスプレイ表示
これはもう文句ないでしょう。大画面だし120Hzリフレッシュレートもスクロールして酔いそうになるぐらいです。
あと、Xiaomi Mi 11 Lite 5Gはリフレッシュレートが90Hzと60Hz選択できるのですが低い60Hzがデフォルトになっていてガッカリだったのが、このXiaomi Pad 5はデフォルトが高い120Hzになっていてよかった。バッテリー持ちを考えればもちろん低リフレッシュレートが良いけど、120Hzのリフレッシュレートを売りにしているんだからデフォルトで120Hzにしているのがやはり潔くて合格。
でも改めて普段よく使っているHUAWEI MediaPad M5を比較してみた。MediaPad M5は2018年に発売されたタブレットなんだけどM5のほうが横のベゼル幅が断然細いんですよね。なので欲を言えばもう少しベゼルを細くしてフルスクリーンにできたんじゃないかなって思った。改めてHUAWEI MediaPad M5は名機だったなと思う。
でもやはりこの11インチとうデカさは説得力があります。これまでのスマホやタブレットとは全く違う没入感がありますね。
このあたりが購入理由と関係してくるのですが、最近はスマホでほとんど済んでしまってタブレットって使う機会が減ってきたんですよね。右のiPhone 13 miniなんんか片手でスイスイ動かしてもう便利で仕方がないですよ。
なので中途半端に大きくても結局使わないから今度タブレットを買うなら大きいサイズを買おうと思っていたところにXiaomi Pad 5が登場したのでちょうどよかった。
処理速度は?
この通りAntutuでは58万程度。iPhone 13 miniのantutuは74万程度だから2021年としてはフラッグシップとは言えないレベルだけど、ここまで出れば普段使いでは何も文句はないです。
欠点は?
重いです。実測で509グラムでした。まあバッテリーも大容量だし、11インチ近くのiPadは450グラムだから、特別重いわけではないですが、普段スマホだけだったり、7~8インチ程度のタブレットに慣れた生活だったら、かなりずっしりとした感覚で、相当違和感を感じるはず。
基本的に片手で持つようなものではないと思った方が良いです。置きながら使うものですね。なので重さが気になるならおススメできません。
やはりHUAWEI MediaPad M5みたいな8インチぐらいの細長のAndroidタブレットが軽くて持ちやすくて機動力も捨てがたいです。
あと側面が丸みがないので指や爪が入らず持ち上げにくい。ただ私はケースをつけて使うつもりなので欠点にはならないです。
さいごに
実際に買ってどうか。
まずデザインとか品質感は文句ない、というか非常に素晴らしいと思う。Xiaomiって力を抜いたデザインをしてくるのでシュッとした道具感が心地良い。
Miアカウントも裏方に回った感じなので良しとしよう。
ディスプレイは大画面で期待を裏切らないけど、慣れてくれば意外にベゼルは太いかも?と感じてきます。ベゼルを細くしてもう少し軽量コンパクトにできたはずなので、そこは今後改良に期待ですね。
重さはずっしりですので、そこが一番のネックだと思います。私はその点は覚悟の上で購入したため、当分はこの大画面を存分に生かした使い方をしようと思っています。つまるところ、11インチ大画面をどれほど魅力に感じるか、につきますね。ノートPC寄りのタブレットぐらいに考えていれば期待を裏切らないと思います。
それではまたっ!