Zenfone Maxの不具合か!?
こんにちはっ!!
Zenofone Maxの不具合は今のところ一つしか私は経験していません。「大画面スマホで便利な片手操作モード比較。」で紹介しましたが、片手モードの画面が小さくなりすぎることがありました。でも再現することができないほどのことですので不具合とは言えないレベルだと思います。
でも今回、電話をかけるときに、おやっ?と思ったんです。
格安電話サービス
今では、ほとんどの方が利用していると思うのですが、Simフリーのスマホを使っている場合、携帯電話代を安くするために、「楽天でんわ」「G-Call」「通話料いきなり半額(freetel)」といった30秒10円になる電話サービスを利用していると思います。
このサービスは全て電話番号の先頭に特定の番号(プレフィックス番号)を付与することによって、安い回線を利用する仕組みなっています。
ちなみに私はG-Callを使っています。
それは他社と比べてG-Callは消費税がかからない、というか税込価格なので1割程度安いこと、プレフィックス番号が0063というシンプルで覚えやすいこと(「楽天でんわ」は6桁、「通話料いきなり半額(freetel)」は8桁もある、ひゃっ!)です。
また、実は一度G-Callを離れて他社サービスを使っていたのですが、固定電話宛ての通話がIP電話よりも極端に音質が悪かったため、G-Callに再び戻って現在に至っています。
G-Callはウェブサイト自体がお堅い企業っぽいというか、それを通り越して怪しい雰囲気なのが欠点ですが、今のところ個人的には音質自体は安定している感じがしています。悪い評判も見られないように思います。もちろん一般回線と全く同じではありませんが、音質や遅延が10%~20%悪くなる程度だと感じています。
さて、実際にこの回線を利用するときには、このプレフィックス番号がたとえG-Callの4桁であったとしても、毎回打つのは面倒ですし、電話帳に既に登録している番号の先頭に付けたくもありません。
そこで登場するのが電話をかける前にプレフィックス番号を自動的につけてくれるアプリです。
複数の格安電話サービスのプレフィックス番号を登録しておいて、電話をかける前に、電話サービスを選択できるようになるので便利です。これを応用して先頭に184をつける「非通知」にもできます。
プレフィックスアプリ。
ちなみにこのプレフィックスアプリとしては、私は「プレフィックスPlus」というアプリを使っています。このアプリは広告がないことと、機能的にバックグラウンド(アプリを意図的に開かないとしても常に待機している状態)で動作しているにもかかわらず、ステータスバー(画面の一番上にある通知領域)にはこのアプリはアイコンをあえて表示しない、というさりげないところが気に入っています。
ステータスバーに表示されると、プレフィックスアプリ系は必ず電話っぽいアイコン表示になるので、着信があったのかと誤解してしまうのです。
現象。
前置きが長くなりました。で、このプレフィックスアプリを起動していたにもかかわらず、いつのまにか、プレフィックス番号をつけずに電話がかかってしまったのです。
これは困りました。プレフィックスがついていないというのはなかなか気づかないものです。気づくまではプレフィックスがつかずに、つまり、電話代が30秒20円という倍の状態で通話していたわけです。
それで変だと思って、このプレフィックスアプリを起動しなおしてから、電話すると、ちゃんとプレフィックスがついて電話がかかります。でも数日たつと、またプレフィックスがつかずに電話がかかる、という現象なのです。
最初はアプリのバグだと思って他のアプリに乗り換えたのですが、どのアプリでも変わらない現象でした…。Zenfone Max初の不具合か?
原因わかった!
アプリ起動直後は問題なく、数日たつと動かなくなる。ここにヒントがありました。
これです。
自動起動マネージャーとは?
Zenfoneには自動起動マネージャーを搭載しています。これは、アプリの自動起動を防ぐことでバッテリーを無駄に使用しないようにしたり、通信料金の節約をするようになっている機能です。
それで、後からインストールしたアプリは、自動起動が無効になってしまうようです。実際、自動起動マネージャーから「プレフィックスplus」アプリを見てみると…。
やっぱり「無効」になってる!ここを「有効」にすると、勝手に停止することなく、常に起動しているため、何日経過してもプレフィックスが必ず付くようになりました。
まとめ。
いかがでしょうか。Zenfoneで、特にバックグラウンドや自動で動作するようなアプリが突然機能しなくなった、というときには、この「自動起動マネージャー」を調べてみるといいですよ。「無効」になっていたら「有効」にしてみましょう。
ただ、「有効」にした場合は、その分バッテリー消費や通信量も増えることは覚悟しておく必要があります。Zenfoneの省電力は、このようなアプリの起動について細かく管理されているために実現できているわけですね。