スマホのタッチペンは実は選ぶのが難しい…。
こんにちはっ!!
タッチペンは実は選ぶのがとても難しいアクセサリーの一つです。
少し難しい話になりますが、スマホの画面(タッチパネル)は、人の指から流れるちょっとした静電気を利用して画面が反応する仕組みになっています。
それで、スマホは第一に指で確実に動作するよう絶妙なチューニングが施されています。
そのため、指ではなくタッチペンを使う場合、少なくとも指の静電気がペン先まで確実に流れるように設計されている必要があるのですが、それだけで感度が良くなるわけではありません。どれだけ指に近いタッチペンであるか、ということになります。
それで、タッチペンの良し悪しは、ペン先(ゴムの部分)の
- 大きさ
- 滑りやすさ
- 柔らかさ
- 電気の伝わりやすさ
で決まります。
さらに困ったことに…。失敗する原因。
それだけではありません。
スマホのタッチパネルの性能があります。それに加えて、画面に貼っている保護シートの種類や厚みによっても反応は変わってきます。まだまだあります。その人の筆圧です。
つまり、
スマホ × 保護シート × タッチペン × 筆圧 = 失敗率は無限大(笑)
です。それで買ったけど、ん?ぜんぜん文字書けないんですけど….。ってなります。
でも困ったことに、既に箱は開けてしまっているし、全ての条件で動作保証しているわけではないので、返品しにくいしな~というやっかいな道具ですね。
Zenfone+ガラス製保護シートで使えるタッチペンを探す。
それでせめてZenfoneユーザーには私のZenfoneとガラス保護シート装着状態で問題なく動作したタッチペンをご紹介したいと思います。
つまり、
と、GTOさんの0.3mmの強化ガラス
を貼った状態で確実に書くことができるものを探しました。
ちなみに、このガラス製液晶保護シートのレビューは「Zenfone Max 液晶保護フィルムはどれがいい?」にありますのでご覧ください。
予算等、タッチペンの条件は?
ちなみに私のタッチペンの条件は次の通りです。
- 走り書きをしても十分に使えるもの
- 予算は1,000円まで。
タッチペンなんか百均にあるのに高くない?って思います?
でも百均は当たり外れがあるので、失敗・購入の繰り返しによる買い替えの手間を考えると、確実に使えるとわかっているなら1,000円ぐらいまでだしてもいいかなって思えるようになりますよ。
タッチペン探しの旅へ。失敗編。
まず百均。パッケージ無くて役に立たなくてすみません。でも百均って、品ぞろえがまちまちなので、一度良いタッチペンを見つけても1年後にはなくなっているということもあります。それでもまずは100円なので適当にあるもの買ってみる価値はあります。
私はこういった二種類があり購入してみました。左のタッチペンはボールペンと兼用でゴムの中心からボールペンの芯が出てくるというちょっと変わったタイプのものです。便利だと思って買ったのですが、そもそも文字が書けませんでした。右のタッチペンは問題ありませんでしたので、今でも長く愛用しています。
ちなみにこのメモ帳アプリは、「Android手書きメモ帳のアプリはどれがいい?」でご紹介している memoco です。本物のメモ帳みたいな手軽さが気に入っています。
さて話を戻して、どちらもゴム製なんですが。何が違うんでしょうね。考えられるのは真ん中に穴が空いていて、静電気が足りなくなるんでしょうかね?
それで百均は当たり外れがあってダメだと割り切って、amazonで探してみましたよ。
例えばこちら。
シルバーでシンプルですし、コメントも悪くありません。予算内です。それで購入してみました。
でも私のZenfoneとガラス保護シートでは全くダメでした。書けないんです。筆圧を強めにしてゆっくり書けばなんとか大丈夫ですが、それでは走り書きできません。
もちろんこの製品が悪いという意味ではありませんよ。それにしても、不要なペンが3本もできてしまった…。
こうなってくると、選ぶのが慎重になりますね。3,000円ぐらい出さないと駄目なんだろうか…、と考えました。
太くないとだめなんじゃ…?
少し考えました。冒頭の通り、スマホは指で動作するように最適に設計されているんです。つまり、指と同じ太さの太めのタッチペンが確実なのではないか、と思ったんです。
普通、ペンは細いものを好みますが、それがかえってあだになるのかもしれません。
ということで、こちらを買ってみました。シュレッダーとか事務用品のメーカー ナカバヤシのタッチペンです。
コメントでは「感度が良い」と好評だったのこちらにしました。予算内です。また、太さの違いで比較したかったため、両先端で太細を試せるのもポイントでした。
開封してみた。
さて、こんなパッケージですよ。
換えゴムも付いていますので、1,2年は持つかな?
ごくごくシンプルです。シルバーの本体部分はプラスチックではなく、アルミになっているため安物っぽい雰囲気はありません。ロゴも一切ありませんので好印象です。無印良品のような感じです。
アルミ本体のため持つと少しヒヤッとします。それで欠点としては、冬は若干冷たいかもしれません。重さは28グラムあるので、少々ずっしり感があります。とにかく軽いものを求めるなら他を探したほうがいいかもしれません。あとは、もう少し細くて引っ掛けるクリップも付いていればいいのにと思いました。
で。肝心の書き味は?
おおっ。これはいいですね。私が買った他のタッチペンよりも滑りますし、筆圧が弱くてもすらすら書けます。
パッケージには「やわらかいペン先で快適なタッチ操作」とありますが、少なくとも私の条件ではウソではないと思います。
ただ、逆側の細い方では、書けない時もありました。それで太い方しか実際には使わないつもりです。
まとめ。
いかがでしょうか。タッチペン選びはとても難しいですね。
今のところ、太目のタッチペンが大丈夫だろうという結論です。まぁ、指の太さをそのままペンにすればかなり太くなります。通電性も良くなるので当然ではあるのですが…。
ただ、できれば細くてスマートなタッチペンが欲しいところですね。さらに良いタッチペンが見つかればご紹介したいと思います。