これまでパッとしなかったXeriaシリーズが久しぶりに注目されています。
それがXperia 1!
Xperiaファンだけではく、他のスマホユーザーにも引き付ける魅力は確かにあります。私もその一人ですけど、ひさびさに…というか、初めてでした(笑)Xperiaのことまともに考えるの。
それで買うべきかどうか魅力をまとめてみました!
まずこのスマホの特徴は何と言っても…。
21:9シネマワイドディスプレイ!
Xperia 1はディスプレイサイズの縦横比が21:9。これは映画のシネマスコープサイズ2.35:1に近く、映画を表示すると段違いにワイド。左にある16:9のXperia XZ1と比較すると明らかで、映画館のスクリーンがそのまま手のひらサイズになった感じで圧巻!
ただ、そもそも動画やアプリ、ゲームなどコンテンツがこのサイズに対応していなければ楽しめないので、スマホで映画を見るつもりがなければそれほどメリットはないように思いました。
それで横方向のワイド感は実際には自分の状況では使う機会が限られるのかなと思ったのですが、縦方向に情報量が多いのはいいかな??縦に二つアプリを並べてもそこそこ使えそうだし、アプリ一つでもスクロールする回数が減るのかな??
このあたりは実際に比較したほうがいいですね。それで…。
他の人気スマホと比較してみた!
スマホのサイズ感はyourfones.netで比較してみましょう。
yourfones.net上だとスマホを動かして重ねたりして比較できますよ。贅沢に2019年に発売されるdocomoのスマホをまとめて比較することもできます。
そこでXperia 1とAQUOS R3、Galaxy S10、Galaxy S10+、HUAWEI P30 Pro、Pixel 3a、Pixel 3a XLを比較してみましょう!
うむ。HUAWEIやサムスンやGoogleなど強豪スマホ勢の中でもなかなかの存在感を放つXperia 1。これはスゴイぞ。
ただ画面の広々感が他のスマホと比べてあるかというとそれほど大きな違いはないのでスクロールしなくて楽とかそこまでは感じないかも。でもそこがサイズ感としては許容できるギリギリを狙ってきた感じはします。
そしてXperia 1はかなり幅が狭いので持ちやすそうですね。ただ当然ですが一番背が高いので衣服のポケットからははみ出そう。
それにしてもこの独特のスタイリッシュな形状は、auのINFOBARみたいなデザインコンシャスな雰囲気を醸し出しますが、さらにXperiaはデザイン重視ではなくシネマワイドサイズに拘った結果という機能に裏打ちされたデザインという機能美なところがグッとくるポイント。
枯れた大企業が今さらSONYらしさとか○○らしさっていかにも過去の栄光にすがるようで好きではないけど、今回は許す(笑)って思えるスマホ。
単に縦長だけじゃなくてけっこう真面目なんですよね。このスマホ。他のスマホよりも横幅が狭いけどそれでも4Kの有機ELディスプレイです。
例えば、横方向の解像度がHUAWEI P30 ProやPixel 3aシリーズは1,080ピクセルで、Galaxy S10シリーズはAQUOS R3は1,440ピクセル。
それに対してXperia 1はなんと1,644ピクセル。他のスマホよりも精細に表示できる解像度にコントラストのはっきりした有機ELディスプレイで表現。そしてYou TubeなどのフルHDの動画を高画質の4Kの動画に変換する4Kアップスケーリング機能があるので4Kディスプレイが宝の持ち腐れにならないような配慮もあります。
Xperia 1の重さは?
yourfones.netを使ってXperia 1とAQUOS R3、Galaxy S10、Galaxy S10+、HUAWEI P30 Pro、Pixel 3a、Pixel 3a XLの重さを比較してみましょう。
HUAWEI P30 Proのように190グラム超えるとかなり重い感じになってきますが、Xperia 1は178グラム。縦長だから結構重いのかなと思ったけど180グラムを切るとギリギリ許容範囲といった感じになりそうですのでこのあたりも結構よさそう。ただ女性だったらちょっと重いかも。
カメラは?
ついにXperiaもトリプルでなんとか時代に追いつきました。でも2018年7月に発表されたソニー自慢の4,800万画素イメージセンサーIMX586が使われていないのがちょっと残念だけど、トリプルレンズにするためにいろいろ制約があったんでしょう。
しかも画素数が1,220万画素で控えめな感じはしますが、3つのレンズの画素数を統一することでレンズ交換式カメラのような感覚で画角に応じてレンズを切り替えるようにしたそうです。この発想もなるほどな~と思いました。設計の意図としては分かりやすいしなんかプロっぽく感じる。まあでもそれならF値も合わせて欲しかったけどコスト的に難しかったんでしょうね。
ところで2019年7月頃に発売されると思われるZenfone 6がIMX586を搭載するのでどちらの写真がキレイなのかとても気になりますね。
バッテリー持ちは?
こちらもyourfones.netで比較してみましょう。Xperia1とAQUOS R3とGalaxy S10とGalaxy S10+のバッテリー持ちを比較してみました。(Pixel 3aシリーズとP30 Proは非公表)
3Gの連続通話時間なので一概には言えないのですが、Xperia 1が18.7時間で電池持ちが良いというほどではありませんが、他の3つのスマホと大きくかけ離れているわけでもないことがわかります。参考までにiPhone XSが20時間でiPhone 8が14時間ということを考えると、そんなに期待できないけど実用レベルではあるといった感じでしょうか。
価格は?
ドコモが一番安くて10万3,032円(税込)、auが11万2,3230円(税込)、SoftBankが13万6,320円(税込)…というか何でキャリアによって値段違うんでしょうね。
ということで10万円以上するスマホなんですよね。キャリアに依存しているメーカーは高くなりがちです。SIMフリーは未定。
最後に
Xperia 1はユニークな個性がありつつも、ディスプレイ・重さ・カメラ機能・バッテリー持ちなども極端な欠点がないスマホに思いました。
唯一惜しいのが価格面。10万円以上はちょっと高いかな~って思いました。
それで単に21:9のディスプレイサイズや縦長スタイリッシュに魅力を感じているなら、海外では既に同じ形状のXperia 10とXperia 10 plusが5万円前後の価格で出ています。時間が経てば日本国内にもXperia 10…かどうかはわかりませんがいずれXperia 1以外にも21:9の縦長スマホは展開されそうですね。
ASUSのZenfone 6も控えているので少し様子を見ようかな~という感じでした。
さて次はXperia 1の本体カラーについて考えてみました。よかったらこちらをご覧ください。
それではまたっ!