こんにちはっ!
また始まった。毎年恒例のiPhone祭りがあったの?ぐっすり寝てたけど。
もう毎年出すにしてはそんなに新鮮味がないので盛り上げ過ぎはシラケると思っていますが、経済界としてはまだまだiPhoneは牽引力はあるので毎年やってくれるのはありがたいことです。
さて今回は4機種発売されました。iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxです。
年を重ねるごとにだんだんiPhoneも発売する機種が増えてきてどれがいいのかわかりにくくなってきましたけど、Appleの商品群はネーミングがシンプルなのでそれほど難解でもなく、名前の通り想像していただいて外れることはありません。
ただ、実際に購入するとなると、iPhoneの場合はそれなりの額になるので慎重に選びたい。今回のiPhone 12シリーズは税込だとプライスリストは以下の通りですけど…。
モデル | 価格(税込) |
iPhone 12 mini (64G) | 82,280円 |
iPhone 12 (64G) | 94,380円 |
iPhone 12 Pro (128G) | 117,480円 |
iPhone 12 Pro Max (128G) | 129,580円 |
お気づきだと思いますが高いですよね。特にiPhone 12がiPhone 11発売当時の価格より14,000円ぐらい値上がりしています。スタンダードなモデルがここまで値上がりすると買いにくいという印象を受けました。
なぜ値上げ?
XiaomiやUMIDIGIなど中国勢スマホの影響でスマホの価格下落が目覚ましいですので今年のiPhoneはもっと安くなるかと期待しました。でも値上げするという強気な価格設定。
もちろん全機種5Gに対応しましたし、周囲のディスプレイの黒い部分が狭くなりよりスクリーンが広くなりましたので確実に品質は向上していますが、スマホの1年なのでそれぐらいの進歩は当然という感じはしました。
ただスタンダードモデルを基準に考えると値上げなのですが、今回はiPhone 12 miniがある。iPhone 12 miniは昨年モデルのiPhone 11と価格がほぼ同じ。さらにProとPro MaxもiPhone 11からほぼ据え置き。
つまりスタンダードモデルだけが値上がりしました。これが全体的に高くなったイメージを与え、Appleにしては価格設定がちょっと失敗したかのように思いますが、iPhone SE(第二世代)が5万円弱で用意されていますので、単純に価格に敏感なユーザーの受け皿も既に用意されていて、万全なバリエーション展開となりました。結果としてブランド力は落とさず裾野を広げることに成功しているように思います。
前置きはこれぐらいで、何はともあれ並べて比較してみると違いがわかりやすいですよ。
iPhone 12とiPhone 12 miniとiPhone 12 Proとiphone 12 MaxとiPhone SE第二世代などいろいろ並べて比較
スマホの大きさを並べて比較するのはyourfones.netが有名です。こんな感じで既にiPhone 12シリーズもありますので、気になるiPhone SE第二世代や前のiPhone 11シリーズと並べて比較することができます。
最近、スマホは全体的にスペックが向上しているので、どのスマホを買っても処理速度的にはそれほど不満はありませんが、サイズ感だけは買って後悔することもあるので購入する前には必ずyourfonesで確認したほうがいいですよ。yorfonesを見た後、サイズが大きすぎることに気づいて他のスマホにするということもあります。
下の図をご覧ください。左から順にiPhone 12 Pro Max、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12、iPhone SE(第二世代)、iPhone 11 Pro、iPhone 11になります。小さくて見えないならこの画像をタップすれば大きくなりますし、ぐりぐり動かして重ねて比較できます。(まだ発売されていないためサイズが実機と異なることもあり得ますのでご了承ください)
iPhone 12シリーズを並べてみてわかること
これからわかることはProの立ち位置が変わりました。スタンダードのiPhone 12とサイズが全く同じになっています。
昨年のiPhone 11 ProはiPhone 11より小さく、iPhone 11の中で一番コンパクトでした。それでiPhone 12シリーズが出てもなおiPhone 11 Proは望遠のあるトリプルカメラ搭載のiPhoneでは最小です。
なので実はiPhone 11 Proが一番お買得と言いたかったのですが、iPhone 11 Proは販売中止。なんだか戦略的に消された感じさえしました。これは少し残念ですし、今iPhone 11 Proを持っている人はレアなスマホですので大切に使ってください。気になるなら今のうちにオークションなどで探してみてもいいかもしれませんね。
それで今回のiPhone 12 ProはiPhone 12とサイズは同じ、ディスプレイも同じ、頭脳部分も同じでカメラがトリプルになっただけ(LiDARスキャナ搭載など細かい違いはありますが)なので魅力は半減しました。確かにトリプルになることで望遠カメラが使えるようになりますが、さらに上位のPro Maxがたった1万円差なのにあえてProを選ぶ価値があるかどうかは少し疑問です。12 Proは一番中途半端な感じがしています。
iPhone 12シリーズでお買得なのはどれか?
これはズバリiPhone12 miniです。
個人的に小さいことには価値があると思うので、小さいからといって安くする必要はなく利幅を大きく取ればいいのにと思っているのですが、嬉しいことにminiが一番安いです。しかもiPhone 12と同じスペック。
iPhoneってもともとスペック至上主義でもないと思うので一番iPhoneらしいのはこのminiではないかと思います。
しかもこれ、気になるiPhone SE(第二世代)とiPhone 12 miniをyorfonesで比較してみるとなんと、iPhone SE(第二世代)よりも小さい!!
さらにiPhone SEは148グラムですけど、iPhone 12 miniは133グラムです!!130グラム台になると何も持ってないぐらいに思える軽すぎるレベルです。軽量コンパクトとして注目されたPixel 4aでさえ143グラムでそれよりも10グラム軽い。
iPhone SE(第二世代)の最大の欠点だったディスプレイがiPhone 12 miniではフルスクリーンですし、デュアルカメラにもなっている。ベゼル(周囲の黒い部分)もかなり狭いので、まさに最新のiPhone 12をギュッと凝縮した感じで軽いという、とても良いです。
ちなみにiPhone 12シリーズのノッチ(前面カメラ周辺の黒い部分)のサイズは全て同じと思われます。miniだからといってノッチは小さくはなりません。それでディスプレイサイズが一番小さいiPhone 12 miniがノッチの専有率としては大きくなり、ガバッと開いた感じにはなりますが、iPhoneシリーズがそもそもノッチが大き目なのでminiだけ特別違うようには思わないでしょうね。
さいごに
iPhone 12 miniはiPhoneとしては久々に衝撃的なレベルのスマホを出してくれたように思います。Androidユーザーでもこのミニチュア感はちょっとうらやましく感じるほどですので、Androidから乗り換える人も増えるかもしれません。欲を言えばこのminiをベースにトリプルカメラにしてProを出して欲しかった。
5Gや総務省の携帯料金値下げというスマホ業界としてはホットな話題もあり、そこにこのiPhone 12 miniという日本でウケの良さそうなスマホの登場はかなりベストなタイミングと言えるでしょう。
iPhone 12シリーズの発売日はiPhone 12とProが10月23日、iPhone 12 Pro Maxとminiが11月13日。
iPhone 12とProは前座となり、主役となるPro Maxとminiは遅れて登場というセオリー通りのスケジュール。もう少しの辛抱ですが待つ価値はある。それまでyourfones.netでじっくり考えてみましょう。
再びこの年末から2021年は熱くなりそうです。皆さんはどれが気に入りましたか?
次は本体カラーを選びましょう。次の記事をご覧ください。
それではまたっ!!