こんにちはっ!
10インチみたいなタブレットでは大きくて重い。かと言ってスマホでは小さすぎる…。
そんなみんなのわがままな要望にしっかり応えてきた7~8インチのコンパクトなタブレット。
ところでタブレットはスマホより使用頻度が多くないし、外に持ち歩く機会も少ないので意外に長持ちしますよね。それで少し値段は高くても長く使えるクオリティーの高いタブレットがおススメ。
そんなハイクオリティーなコンパクトタブレットとして2019年に二つチョイスするなら、iPad mini 5(2019)とHUAWEI MediaPad M5でしょう。
どちらもしっかり売れてます。
ちなみにMediaPad M5にはM5 lite 8もあります。
これもコスパの良いタブレットですが、今回ご紹介するのはM5 liteではありませんのでご注意ください。
さて。WIFIモデルの場合、2019年5月時点のamazonの価格としてはiPad miniは5万円程度でMediaPad M5は3万3千円程度。
MediaPad M5はiPad miniより30%ほど安い。この3万円台というのはスマホ・タブレットとしてはかなり買いやすい価格帯。それに対してiPad miniの五万円ってちょっと身構えてしまいますよね。どっちがいいんでしょう??
当ブログでは両方のタブレットがありますので実際に比較してみたいと思います。
それぞれの魅力を探ってみましょう!
まずはざっくりと二台のサイズとスペック比較!
yourfones.netというサイトでは、スマホやタブレットが実際の大きさで表示されて移動したり重ね合わせたりしてバーチャルに比較することができます。購入前には一度ここで冷静にチェックしたほうがいいですよ。
それでまずはyourfones.netを使ってiPad mini 5とMediaPad M5を比較してみましょう。リンク先は実際にタブレットを動かすことができます。
こうやって見るとMediaPad M5のほうがスリムで片手で持ちやすい形状でディスプレイ周囲の額縁部分、いわゆるベゼルも細いです。
このようにiPad mini 5はMediaPad M5よりも後発なのにデザインが初代から全く変わっていないためにMediaPad M5のほうが全体的な設計は新しい。
スリムで持ちやすいのはMediaPad M5で見やすいのはiPad mini。
さらにyourfones.netでiPad miniとMediaPad M5のスペックを比較してみましょう。
スペック表を見る限りこの二台はサイズ感や重量、解像度、バッテリー容量など多くの点で似ています。ますます悩む??
ただ処理能力はAntutuスコアだけで判断するとiPad miniは二倍近く速い!でもメモリはiPad miniは3Gに対してMediaPad M5はメモリ4Gなのでアプリをたくさん開けそう…。
といってもiOSとAndroidではベースが大きく違いますので一概には言えません。このあたりは実際に比較してみることも大事。
さてではこれから実際に比較してみましょう!
本体を比較してみる。まずは裏側。
左がiPad miniで右がMediaPad M5です。iPad miniは初代からずっと変わらないアルミボディでシンプルで誰にでも使えそう。MediaPad M5もメタルボディで高級感がありプロフェッショナルな雰囲気が漂います。
下側を比較してみましょう。中央にはiPad mini5 はlightningケーブルでMediaPad M5はUSB Type Cという新しい形式の端子。そしてケーブル用端子の左右にはどちらも10個ずつスピーカー用の穴が開いていますがMediaPad M5のほうが穴の間隔が広く音の広がりが期待できます。
MediaPad M5はharman/kardonの刻印があり、米国のオーディオ機器ブランドの音響チューニングが施されていますので音響に力を入れていることがわかります。
それは設計でも明らか。タブレットのカメラ側を比較するとiPad mini 5にはスピーカーの穴はありませんがMediaPad M5にはスピーカーの穴があります。つまりタブレットを横にして音楽を再生し左右に配置されたスピーカーによって音の広がりが出るように設計されているんです。実際に音楽を流して比較してみるとタブレットを横にしたときにiPad miniは片側からしか音がでないのはかなり不自然。音質もMediaPad M5のほうがクリアでシャキッとしていて広がり感があります。
カメラ部分はこんな感じ。MediaPad M5のメインカメラは1,300万画素のF値2.2でインカメラは800万画素のF値2.2。iPad miniはメインカメラが800万画素のF値2.4でインカメラが700万画素のF値2.2。MediaPad M5のほうがスペックとしては上。カメラ周辺のデザインもMediaPad M5はシルバーリングで縁取られた高級感があり出っ張りがありますので存在感があるものとなっています。
さらにiPad mini 5には3.5mmヘッドフォン端子がありますが、MediaPad M5にはありません。MediaPad M5でヘッドフォンを使う場合、USB TypeCからヘッドフォン端子へ変換するアダプタ(付属)を使います。そしてMediaPad M5はアンテナ感度を高めるためのグレーのラインが入っています。そこが少しやぼったい。
でもiPad mini 5はこんな感じで穴が開いているのが気になる…。ちょっとAppleにしては雑。AppleにとってiPad miniってどうでもいい存在なんじゃないかと。
本体を比較。表側。
表側はこんな感じ。指紋認証はどちらも下側中央にあります。ボタンはiPad mini 5は物理式のため押し込んで認識する仕組みですが、MediaPad M5は触れるだけで認識します。それだけでもiPad miniは不便な感じがします。
そしてフレーム部分に注目してください。iPad mini 5はフレーム部分に輝きはありませんがMediaPad M5はキラリと輝いて美しいです。
ディスプレイを比較
このブログを実際に表示して比較してみるとこんな感じ。iPad miniは横が広々して読みやすいけどMediaPadは縦方向に画面が大きい。でも意外にも縦方向の情報量もiPad miniほうが多いようにも見えますね。なんでだろう??
情報量の調整についてはiPad miniにもMediaPad M5にも文字サイズを変更する機能があります。iPad miniの場合、「設定>一般>アクセシビリティ>さらに大きな文字」で設定。MediaPad M5の場合、「設定>画面>テキストサイズと文字サイズ」です。
どちらも最小にすると、iPad miniのほうが微妙に小さくなるようです。そのために場合によってはiPad miniのほうが情報量が多くなることもあります。でもそのあたりはウェブサイトのデザインにも依存していますので一概には言えません。こんな感じでMediaPadのほうが情報量が多くなることもあります。
片手で持ってみる
まずiPad mini 5。片手で持てないわけではないけど手の甲がクワッと開いてストレッチ運動をしている感じ。できればそんなことしたくない。
それに対してMediaPad M5はご覧の通り、余裕があるので実用的に持つことが出来る。
処理速度は…?
処理速度はどれほど違うのでしょう。定番のAntutuでスコアを確認してみました。このAntutuのアニメーションを比較するとMediaPad M5でもカクつくことはほとんどなくスムーズに表示されこれでも特に不満はありません。でもiPad mini 5はそれを超えて、表示が液体っぽいというか映画みたいに表示されてとにかく滑らかに表示されます。表示についてはiPad mini 5は相当レベル高いです。
スコアの違いはというと、iPad mini 5が36万弱でMediaPad M5が18万弱なので2倍の差があって処理速度はiPad mini 5の圧勝。これはさすがA12 Bionicですね。
ちなみにウェブサイトの表示も明らかにiPad miniのほうが速いです。このあたりはAntutuスコア通り2倍速いと思っていいです。でもMediaPad M5も遅いわけではありません。
最後に
ということでおそらく日常レベルで使ってコスパ感も含めて全方位で高バランスなタブレットとしておススメできるのはMediaPad M5。
iPad mini 5よりも本体の設計が新しいので、コンパクトなサイズ感や本体の高級感などiPad miniの欠点を見事にクリアしていますし価格面でも3万円台として買いやすい。スペックも十分速い。音楽を重視する場合もMediaPad M5になりそう。
それに対してiPad miniは本体の設計は古いのに処理速度は爆速というアンバランスなタブレット。それでMediaPad M5でも十分な処理能力がありますが、iPad miniはそれと比べても確かに違いがわかるほどの爆速ぶりです。
AR/VR(拡張現実/仮想現実)を取り入れた先進的なゲームをするとか、かなりスペックが求められるアプリを使うならiPad miniにしたほうがいいでしょうね。また、この横幅広めのサイズ感を求めるならiPad mini一択になってしまいます。
どちらもちょっと高いなぁと思うならMediaPad M5 lite 8もあります。
それではまたっ!