こんにちはっ!
2019年春。日本で一番注目されているであろうタブレット。AppleのiPad mini 5(2019)!
やはりこのタブレットの注目は心臓部・頭脳部と言われるチップがiPhone XS/XS Max/XRと同じ超高性能なA12 Bionicを搭載しておきながら64Gだと税込5万円弱で購入できるというコスパの良さ。
私も初代iPad miniでサイズ感の良さは実感していましたしたので、迷わず買いました。
Apple Storeで購入したのですがまあそれにしても到着に時間がかかりました。Appleから4月3日に発送するという通知が届いてから到着が4月9日です。
追跡するのも面倒だったのでそのままほったらかして待っていましたけど、箱が届いてあれっ?「UN3481」というリチウムイオン電池を含む機器を空輸する場合に貼り付ける国連ラベル。海外からだったのか…。
どこから送ってるんだろう?
中国の深センでした…。今どき中国メーカーHUAWEIのタブレット買っても中国ではなく日本から発送なんですけど…。
iPhone XRを購入したときは発送通知が届いてから翌日に到着しましたので往年のAppleらしいCS(顧客満足度)の意識の高さがビシッと伝わってきたのですが、今回はなんだかAppleってiPad miniってわりとどうでもいい存在なんだろうな~って感じがしてタブレットが届く前に既に少し嫌な予感。
それでAmazonから購入したほうがいいのかもしれません。
気を取り直して開封レビュー!
ダンボールあけるとこんな箱です。もう見飽きたでしょう?タブレットの横の姿が描かれており薄さを強調した見せ方です。実際、6.1mmなので確かに薄いですが前作のiPad mini 4も6.1mmでしたので薄くなったわけでもありませんし、iPadシリーズの中では特別薄いわけではなく、普通なんですけどね。
横はシンプルにiPad miniだという刻印。うむ。素直でよろしい。
iPad mini Wi-Fi 64Gモデルのシルバーを購入しました。とにかくチップがA12 Bionic搭載で最安値のタブレットを買いたかったんです。色をシルバーにしたのは個人的にApple製品の白&シルバーという清潔感が好きだから。
さ、では箱をオープン!
これは開封の儀と呼ばれるシーンですよね?ここで普通おおっ!と声を上げるんですよね?いや確かに…まごうことなくiPad miniだけど、感動はなく、中古品を開けた気分。初代miniとソックリやん…。いやもちろんわかっていたことだけど、でも…でも…5万円はたいてこのテンションなのか。なんとも複雑な気分。
タブレットを取り出すと底に付属品。
付属品はこんな感じ。
付属品は書類一式と電源アダプターとlightningケーブル。
まずlightningケーブル。iPad Proはこれからの標準規格であるUSB Type Cになりましたが、その流れに乗ることなく前作iPad mini 4と同じApple独自のlightningケーブル。まあこれまでiPad miniを使っていた人にとってはこれまでのケーブルが使えるのでメリットはあります。私も今回は付属品は使わないつもり。
電源アダプターは刻印されている通り、10Wです。これも前作iPad mini 4と同じ。
そして箱の中には、「PCリサイクルについて」「安全について」。それから。
見開き1枚というごくごく簡単な説明書。これほど複雑な電子機器がこんなにシンプルな説明書になるのは凄いなって思います。あとは毎度のことながら…。
Appleのリンゴマークのステッカー!iPhone XRにも入っていて使い道に困るのですが、どうすればいいんでしょう?オデコに貼るぐらいしか思いつきません。二日分あります。
さて、ついに本体!
ふむ。フィルムで包まれているので剥がします。
う~む。この鷲づかみできると言われながらも実際やってみるとちょっと無理があるよね、という自分を納得させようとしてもできない絶妙なサイズ感。これは正にiPad miniだ!
背面を見てみる
背面はシンプルイズベストという雰囲気。iPad以上でもiPad以下でもない。これはiPadである。う~ん、コメントしにくい!!
カメラはこんな感じで出っ張りはなくシンプルで好印象。
あれ、でもタブレット背面の中央部分に小さな穴が二か所開いてるな…。他のタブレットでは品質的にはあり得ないかな。ここは減点。
他は、まあとにかくシンプルで自己主張がないので使う人次第という道具感があっていいと思いました。
リンゴマークもしっかりキラリと光る鏡面仕上げ。
表を見てみる
まずiPadのホームボタンとTouch IDという指紋認証が組み合わされたボタン。指紋認証にしても物理ボタンを配置するということにしても周回遅れ感はあります。ボタン周辺がキラリと光ってここは高級感があります。
でフレームに目が行ったのですがあれっ??光ってない??
光らない!!
iPad miniってこのホワイトのベゼル(ディスプレイの縁取り)にフレームがキラリと輝くところが好きだったのに、初代から前作iPad mini 4までずっと続けられてきたダイヤモンドカットは今回ありません!ちょっとテンション下がってきました。外装はダウングレードです。
比較してみてください。上に載っているのが初代iPad miniで下敷きになっているのが今回のiPad mini 5です。iPad mini 5はフレームがプラスチックの塗装か?と思わせるような品質感でがっかり。
そうなってくると他にも比較したくなります。
先ほどの小さな穴だって初代iPad miniはなかった。それから…。
上が初代iPad miniですけど「iPad」という文字も初代はリンゴマークと同じ鏡面仕上げでiPad mini 5は普通の刻印で鏡面仕上げはリンゴマークのみ。コストダウンの跡がいろいろ見えてきました。
さて、電源をつける
うむ。
ああ、画面は十分キレイ。
画面はキレイだし、当然なのですがiPadだなぁ~ってホッとする感じ。miniだけどやっぱりiPadなんです。
最後に
購入前はこれまでのiPad miniと変わらずにチップを置き換えたアップグレードモデルだと思っていたのですが、外装はこれまでのiPad miniよりも微妙にコストダウンしているところが見え隠れして、特にダイヤモンドカット加工がなくなっているところは確実に高級感がなくなりダウングレードしているところもあります。それで購入直後に所有する嬉しさみたいなものはほとんどありません。
でも頭脳部分がA12 BionicというベンチマークスコアでAntutu 35万超えという驚異のスペックを誇りつつも、AndroidではなくiPadの世界を十分に楽しめるタブレットで税込み5万円を切るというプライスタグは十分魅力はあります。
往年のワクワクさせるAppleとは明らかに異なった製品ですが、今後ハードウェアではなくサブスクリプションなどのサービスで売ろうとするAppleの方向性に合致したタブレットですので“その期待”を裏切るようなタブレットでもなく、サービスを普及させることに徹したキラータブレットとしての役割を十分果たすと思われます。
iOSを通して提供するサービスがiPhoneのような小さい画面ではなくiPad miniだともっと広々楽しめますので、買ってから自分にあったアプリを見つけて使っていくうちに良さがじわじわ伝わってくるタブレットのように思います。
さてこのiPad miniは長く使えそうですので買ったらケースも揃えたて大切に使いたいものですね。こちらに書いていますのでご覧ください。
それではまたっ!