こんにちはっ!
これはヤバい…。
最近、スマホ買っても開封レビューをしていなかった自分に気づく。例えばiPhone SE第二世代。心底つまらないスマホだった。
気になったのは色ぐらいだった(笑)
そういえばOPPO Reno Aだって開封レビューしてなかったんだ。開封レビューしたのかどうかさえ忘れていた。
そんな感じでつまらないスマホの閉塞期間がここ数年続いていたように思う。
そこへあのXiaomiが日本に登場だ。HUAWEIが米国の制裁によって勢いを失つつあった2019年12月にこの日本に参入。Xiaomiのしたたかさが見え隠れするがユーザーにとっては朗報だったに違いない。
Xiaomi Mi Note 10という5眼カメラを投入して私も実際に買ったけど使い心地が思ったより良くて結局今のメインスマホとして使っている。XiaomiはHUAWEIの代わりになる、いやそれ以上の魅力を出せるスマホメーカーだと感じています。
そしてRedmi Note9Sだ!
これも驚いた。
RedmiはXiaomiのサブブランドで低価格帯のスマホを扱っている。それで新興国向けだと思っていたのでまさか日本にも投入するとは思っていなかった。
そして詳しい方はご存知だと思うのですがこれ24,800円なんですよ。しかも税込みで。キャリアのサポートとか受けないで自力でこの価格。たくましいよね。amazonでこの価格で普通に売ってる。海外モデルではなく日本正規代理店品でこの価格。
まずこの値付けが素晴らしい。24,800円って言う値段をつけると税抜き価格だったりするんですが。本当に24,800円だけなんです。どストライクゾーンです。Xiaomiは日本のバリューフォーマネーを徹底的に調査したんだろうなと伝わってくる。ユーザーオリエンテッドなところが気に入った。
でも実際にはモノを見てみなければ価値はわかりませんね。では開封してみましょう。
外箱
箱は他社と同様白ベースのスッキリした印象です。
私が購入したのはいつものように日本国内モデルですので安心してご覧ください。技適マークもしっかり記載していますね。24,800円の価格のインパクトを楽しみたかったので4Gモデルにしました。色はいつも悩みますがグレイシャーホワイトにしました。白が好きなんですよね。
箱を開ける
箱を開けるときの感触とかが、きちっとした雰囲気ですでに廉価版スマホという感じがしない。
特長が記載されていますね。このスマホはSnapdragon 720Gというミドルレンジのプロセッサーを積み、4800万画素の4眼カメラ、6.67インチのパンチホールディスプレイ、5,020mAhバッテリー…スペック的にも十分すぎる。
付属品
SIMを開けるピンと説明書とケースが付いてきます。
あと電源アダプターとUSBケーブルです。USBは現在主流のTypeCを搭載しているので、他社のようにmicro USBにしてコストを下げてケチっている感じもありません。出力は5V3Aで大きいのでバッテリー容量が大きくても急速充電が可能。
本体
本体を見てみたいと思います。
グェェ~。これはキレイだ。グレイシャーホワイトなんだけど白ではなくグレーっぽい感じ。Mi Note 10のグレイシャーホワイトはオーロラっぽい感じで好きではなかったのですが、こちらのほうがいいですね。上位スマホのMi Note 10よりいい色合いってどういうこと?
ほんと、ちょっと待ってよ。これRedmiという廉価版ブランドなんですよね??Redmiっていうロゴがむしろプレミアムに思えてくるんだけど、どうなってるの??
クォリティー高すぎ。ガラスの透明感があり奥行がある感じなので陶器っぽい雰囲気。そしてフレーム部分はマットなシルバーをさらに鏡面仕上げのシルバーでサンドイッチした三層構造で凝っています。こんな芸の細かいところが高級感を出すために一役買っている。
これ24,800円なんですよね??このコスパ感はHUAWEIを超えたかもしれない。
4眼カメラのデザインも高級感を感じさせる。
USBタイプCにモノラルスピーカー。イヤホン端子付き。
そして側面に指紋認証があるので背面に手を入れる必要がないタイプ。側面の指紋認証が電源ボタンにもなっている。あと音量ボタン。とてもシンプルです。
ボタン類もしっかり作っていて安物感はありません。
上側は何もありません。
左サイドにはSIMカードスロット。二枚のSIMとmicroSDカードが使えるトリプルスロットで実用的。
電源をつけてみた
Redmiは廉価版というけどOSはXiaomi Mi Note 10となんら変わらないMIUIが搭載されている。パンチホールは思っていたよりも大きくて目立ちますね。
左がXiaomi Mi Note 10で右がRedmi Note9S。このようにノッチを隠すこともできますし、フォントサイズXS、画面サイズXSの極小ができるのも同様。結果として同じような表示ができます。
でもノッチを隠したときの角の形状がMi Note 10は丸みを帯びているのに対してNote 9Sは角ばっています。ディスプレイ下側はどちらも丸みを帯びているので個人的にはMi Note 10のほうが均整がとれていて好みです。
そして液晶保護フィルムがはってあるんです。これもHUAWEIと同じでいいですね。ただ、そのせいか画面の滑りが悪いです。
実際に手で持ってみる
縦に長いです。しかもXiaomi Mi Note 10よりも長いので大きいスマホですね。この写真で分かる通り、ボリュームボタンには指が届きません。ただ最もよく使う指紋認証部分には指が届くので大きな問題ではないと思います。
なのであえて欠点を言うとすれば、大きいことかもしれません。重さは209グラムですのでコンパクトなスマホに慣れていると大きくて重いと感じると思います。ただ持ったときにはそんなに重くは感じないような形状でフィット感は良いですね。
でもサイズ感はスマホ選びの重要な要素の一つです。そこでyourfones.netを使えば以下のように他のスマホと比較したり、パソコンやタブレットであれば実寸に近いサイズで表示できますので手を置いてサイズ感を確認できます。それで買う前には必ずチェックしておくと、サイズが思ったより大きくて後悔するようなことがなくなりますよ。私は必ずチェックしています。
でカメラだけど…。
4,800万画素(f/1.79)、800万画素(f/2.2の119°広角)、500万画素(f/2.4の2cmまで近づけるマクロ)、200万画素(深度測定f/2.4)の4眼カメラなんですけどね。
あまりスペックを考えないでまず使ったのですが3眼だと思ったんですよね。
シャッターボタンの左横に倍率調整があるのですが、そこでは「0.6X」「1X」「2X」とあります。0.6Xは超広角の119°で撮影、1Xは標準、2Xはデジタルズームです。望遠カメラは付いていないのであくまでもデジタル的に拡大しただけのモードが2X。
スマホの多眼カメラは必ず深度測定用があるので標準と広角と深度測定で3眼と思ったんですよね。
でもこのカメラ、さらのもう一つカメラがあるはず…。スペックにはマクロがあるようなのですが、どうやるんだろう??と思った。そうしたらメニューに隠れていた。なのでいちいちメニューを開いてマクロに切り替える必要があるのでこれはちょっと不便。
Xiaomi Mi Note 10は望遠・標準・広角・マクロまでシームレスに倍率を変えるだけで切り替わっていくのでNote 9Sは意図的にせざるを得なかったと思われます。Redmiブランドとの差別化なのかもしれませんが、わざわざここで差別しなくてもいいようには思いましたけど特別な事情があったのでしょうね。
また、当然のことながらMi Note 10のほうが写真写りは断然キレイですので、カメラは価格相応と思って期待はそんなにできません。キレイなスマホがよければMi Note 10やProをどうぞ、ということになります。
さいごに
やはり価格のインパクトがとてつもなくヤバかった。
24,800円ですから。
手に持った瞬間にクオリティーの高さはわかると思う。ほとんどの人がこの価格だと文句のつけようがないと思う。これはチープなスマホではなく、Xiaomiの世界に入るためのエントリーモデルであるために安くしているというだけにすぎない。Xiaomiはスマホというハードで儲けるつもりはないのでそれができる。
お手頃価格のSIMフリースマホを探しているならもうこれ一択でいいのではないか。
確かにデカスマホの部類ですのでコンパクトなスマホだったら候補から外れるとは思いますが、これだけのコスパ感のいいスマホが登場したので、ここはひとつコンパクトはあきらめて積極的にこのスマホを選ぶいい機会だと思う。
一度大きいスマホに慣れてしまえば、大きいスマホはバッテリーが多かったり大画面なので情報量が多いし、カメラの写真移りの確認がしやすいとかのメリットがあるだけでなく、グローバルなサイズなので魅力あるスマホが増え選択肢が広がる。簡単に言えばなにかとオトクな生活ができるようになる。コンパクトの呪縛からそろそろ解放されてもいい。
当面、スマホの話題の中心になりそうなXiaomi。これからもコスパ感とクオリティーの両面でスマホ業界をリードする存在となりそうです。
こんなキレイなスマホなのでケースでしっかり守りたいですよね。ケース選びはこちらの記事をご覧ください。
それではまたっ!