※こちらは2018年5月の記事です。iPad mini 5とHUAWEI MediaPad M5の比較記事はこちらをご覧ください。
こんにちは!!
最近はタブレット発売がすっかり少なくなってきましたね。
有名なタブレットiPadのメーカーAppleでさえ、今ではiPad mini 4は2015年9月からほったらかしで、新しいモデルが出てきません。
でもiPad miniは日本において特に人気のモデル。
iPadはデカくて重いです。それに対してiPad miniは300グラムは軽いですし、さらに8インチあたりのタブレットはたいていのカバンに入ります。ディスプレイもこれより小さいと、スマホでいいんじゃない?となるので、“大きすぎず小さすぎず”のジャストサイズタブレットが8インチです。
でもiPad miniが使えなくなっても買い替えるタブレットがない…このような“iPad mini難民”が出てくると思われます。
そこへiPad miniの救世主のように、2018年5月18日にHUAWEIが8.4インチタブレットMediaPad M5を出してきました。
では、このMediaPad M5は他のタブレットよりも良いのでしょうか?
そこで代表的な売れてる8インチあたりのタブレットを比較対象として3つ選んでみました。
ちょっと強引ですが、私としてはAppleのiPad mini4とASUS ZenPad 3 8.0、HUAWEI MediaPad M3 Liteになると思いました。
ではこれらのスペックを比較してみましょう。
スペックを比較。
製品名 | MediaPad M5 | iPad mini 4 | MediaPad M3 Lite | ZenPad 3 8.0 |
メーカー | HUAWEI | Apple | HUAWEI | ASUS |
発売日 | 2018/5/18 | 2015/9/9 | 2017/8/25 | 2016/9/16 |
価格(2018年5月時点) | 40,000円ぐらい | 50,000円ぐらい | 23,000円ぐらい | 32,000円ぐらい |
プロセッサー | Kirin 960 | Apple A8 | Spandragon 435 | Snapdragon 650 |
バッテリー(mAh) | 5,100 | 5,124 | 4,800 | 4,680 |
ディスプレイ | 8.4インチ1600×2560 | 7.9インチ1536×2048 | 8インチ1200×1920 | 7.9インチ1536×2048 |
ROM/RAM(G) | 32/4 | 128/2 | 32/3 | 32/4 |
リアカメラ/フロントカメラ | 1,300万画素/800万画素 | 800万画素/120万画素 | 800万画素/800万画素 | 800万画素/200万画素 |
antutu | 170,000ぐらい(ver7系) | 85,000ぐらい(ver6系) | 45,000ぐらい(ver6系) | 74,000ぐらい(ver6系) |
重さ(グラム)/薄さ(mm) | 320/7.3 | 298.8 /6.1 | 310/7.5 | 320 /7.57 |
スペックを比較してわかること。
総合的なスペックを数値化して評価できるantutuのスコアからわかるように今回発売されたMediaPad M5は、他のタブレットと比較にならないほど圧倒的なパフォーマンスです。
これは、2018年3月に発売されたばかりのA10 Fusionプロセッサを搭載しているiPadと同程度のスコアになります。ですのでiPad Proほどとは言えませんが、ノーマルのiPad並みの処理速度と言えるでしょう。
Androidタブレットとしては40,000円というは少し高いと感じるかもしれませんが、2015年に発売されたiPad mini 4が50,000円程度ですので、スペックを考えると相当安いです。しかもM5はケース付き!
この約半額で買える同じHUAWEIのMediaPad M3 Liteは20,000円ちょっととお手頃価格ですが、M5と比べると処理速度は半分どころかさらに下回ります。
仮にゲームなんかしないからそれほどスペック高くなくてもと思っても、最近はタブレットの大画面を生かして二画面で開いて使うことができますので、そのたりを考えるなら数万プラスしてMediaPad M5を購入しておくと、長く使えそうです。
それでスペックとコスパ感を見るとMediaPad M5一択になりそうですが…。
タブレットは微妙なサイズ感も大事。
特にiPadの4:3ディスプレイからAndroidタブレットの16:9ディスプレイの置き換えはかなり見た感じや、本体を持った感覚が違います。
さらにMediaPad M5は8.4インチでM3は8インチ。どれぐらい異なるのでしょう?
単にスペックだけで比較できないのが、タブレットやスマホ選びの難しいところです。
またウェブサイトでタブレットの紹介を見ても、“自分が”持ってどんな感じなのかもわかりません。
それで、 yourfones.net で比較してみましょう。実寸で比較できるサイトで、最近はタブレットも比較できるようになっています!
例えば、こんな感じで実寸でiPad mini 4がパソコンの画面に表示されます。そして1円玉の大きさに合うようブラウザの拡大縮小機能を使って微調整します。
それで実際に手を置いてみます。こんな感じでiPad miniは片手でなんとか持てるでしょうか。
こんどはMediaPad M5です。iPad mini 4より片手でもっと楽に持てそうです。
でも、ディスプレイサイズの違いはどれほどなのでしょう?
yourfones.net ではそれぞれのタブレットに★マークをつけてお気に入りにすると、お気に入り同士で比較できるようになっています。
比較してみましょう。M5は8.4インチ、iPad mini 4は7.9インチとは言え、M5は16:9ディスプレイのため、横幅は少しiPad mini 4のほうが広くてやっぱりゆったりしていますね。
さらに、タブレットを長押ししてつかんでマウスでドラッグすると移動できますので、重ねることもできます。よいしょっ。
これぐらいの横幅の違いがあります。これが許容範囲であればiPad miniから置き換えることはできそうですね。
そんな感じで、M3とM5 Liteも比較してみましょう。おおっ。
これを見るとM5はM3 Liteとボディのサイズはほぼ同じですが、M5は枠(ベゼル)を細くすることでディスプレイサイズが8.4インチにまで大きくなっているんですね。これはやはり画面占有率が高いM5のほうがいいですよね。
最後にM5とASUSのZenPad 3 8.0と比較。Zenpad 3 8.0はiPad miniクローンなのでやはりiPad mini同様、横幅のゆったり感はありますね。
しかしM5との価格差が1万円もありませんので、圧倒的なスペックをもつM5のほうがいいでしょうか。
まとめ。
いかがでしょうか。
今8インチタブレットとしては、スペックを考えるとMediaPad M5で決まりのような感じがしました。
確かにiPad mini 4の4:3ディスプレイの広々感は捨てがたいですが、さすがにスペックが古い。M5が8.4インチですので、わずかの違いのようにも思います。
この横幅の違いが許容できるかは、どのような用途で使っていて、手の大きさの違いなど個人差があると思います。店頭で確認するか、yourfones.net で確認してみてください。
あ、店頭で確認するなら、そのお店で買ってあげてくださいね!(´・ω・`)
そしてついに私もMediaPad M5を買ってしまいました。こちらの開封レビューをご覧ください。
それではまたっ。