こんにちは!
これまでスマホと言えば16:9が主流でしたが、ここにきて最近、18:9の縦長スマホが登場してきましたね。
HUAWEIのMate 10シリーズの中では、本来「Mate 10」が正統なビジネススマホとして一番期待されているはず(?)ですが、Mate 10シリーズとしての鮮度を保つためでしょうか、この主役はひとまずおあずけ状態。日本国内ではまず18:9の縦長スマホの二機種で攻めてきました。
まず、フラッグシップスマホMate 10 Pro。これは6インチの18:9の縦長スマホになります。ライカブランドのカメラとAI搭載プロセッサーによるプロフェッショナルな写真撮影、ハイスペックを生かしたPCと同じように使えるモードなど、実用的な機能にもしっかり力を注いだスマホです。その分価格は高いですが、納得いくものになっていると思います。
一方、Mate 10 lite。こちらは5.9インチの18:9縦長スマホになります。
Mateシリーズは、そもそもビジネススマホ路線だったのですが、今回追加になったliteはビジネススマホの要素は見られず、実際公式サイトでも女性ユーザーを意識している紹介ページになっているように思います。
中国ではこのモデルはMate 10 liteではなく、「Maimang 6」という別名になっているのもうなずけます。
それから、フランスメーカーのWikoからもVIEWというスマホが登場しました。こちらは5.7インチの18:9の縦長スマホです。スペックは控えめで、18:9という特徴を除けばうーむ…という感じでしょうか。せっかく前作のTommyはポップなカラバリだったのに、今回は渋めのカラバリになってます。Wikoは日本でのブランディングに悩んでいるように思えますね。
それで続々18:9スマホが登場してきましたので。
実際18:9の画面ってどうなんだろう。
と思いますよね。
これまで16:9のスマホに慣れています。5.2インチあるいは5.5インチと言えば、だいたいこんなぐらいかな、という感覚もあると思います。
その感覚で、例えばWikoのVIEWの5.7インチって大きいだろうなって想像しますよね?
でも、注意したい点として画面のインチって対角線の長さなので、今後、縦横比が変わってくると、インチサイズだけでは画面の大きさは比較できないということになりそうです。
図にするとこんな感じです。横幅が同じスマホでも…。
左側はこれまでの16:9ディスプレイの5.2インチスマホ。この左側のスマホの縦方向に約1.5センチ伸ばすと18:9のディスプレイになります。それが右側です。
この右側はなんと対角線では5.7インチになるんです。(多少誤差はありますのでご容赦ください)
ですので18:9の場合、インチが大きいから画面も大きいと過度に期待しない方がいいです。
もちろん、18:9の良いところがあります。例えば女性で小さいほうがいい、というコンパクトなスマホを探している人にとっては、WikoのVIEWは、これまでの5.2インチサイズで持ちやすく縦に長くなるのはいいことですよね。
スマホを画面サイズで比較できるサイト yourfones でこのWiko VIEWと、従来の16:9ディスプレイを持つ5.2インチの代表的なスマホHUAWEI P10 liteを比較してみると、横幅がほぼ同じなので、サイズ感としては同じであることがわかります。
同じようにMate 10 Proは約6.0インチですが、だいたいこれまでの16:9スマホの5.5インチに相当します。
5.5インチのP10 Plusと yourfones で比較してみると横幅としてはほぼ同じですよね。
まとめ。
それで、Mate 10 Proは6.0インチとは言え、横幅は5.5インチのスマホとほぼ同じです。
これをどう考えるか。
これまで6インチはポケットに入り難く、モデルの投入は避けられてきましたが、このように横幅5.5インチと同じであれば、難なく受け入れられると思います。
5.5インチスマホの外寸をほぼ変えず、狭縁にした結果だからです。画面の上部には時刻や電池残量などのステータス、画面下部にはボタンを配置しますので、そのエリアを確保できるようになったのはいいですよね。今後18:9は主流になるでしょうか。
でもMate 10シリーズとして考えたときには、Mate 10の5.9インチのほうがMate 10 Proより画面の横幅が広いので、スマホを縦で見たときに横方向の情報量がProより多くなり、見やすいのでいいだろうなって思います。
それでしつこいですが…。
Mate 10 まだかな(。´・ω・)?まだかな(。´・ω・)?
ではまたっ!