こんにちはっ!
HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wpが2017年12月に登場しましたね!
コスパ最高と言われるHUAWEI MediaPad M3 Lite 10つまり「wp無し」のモデルを私は持っています。
ただ「 HUAWEI MediaPad M3 Lite 10から他のタブレットに買い替えた二つの理由。 」にある通り、今ではほとんど使っていないのですが、そんなところでwpモデルの登場です。
M3 Lite 10が2017年6月に発売されていましたので、たった約半年で新しいモデルが登場したことになります。
wpという名称はwater playの略称と思われますが「単に防水にした」というだけではなく、日本市場に好まれるいろんな機能が向上されている点は、今勢いのあるHUAWEIらしいですね。
気になる存在だったのでまずスペックを比較してみました。
MediaPad M3 Lite 10とwpをスペック比較。
MediaPad M3 Lite 10( wifiモデル) | MediaPad M3 Lite 10 wp (wifiモデル) | |
サイズ(mm) | 240×173×7.1 | 248×173×7.8 |
重さ | 460g | 465g |
カラー | スペースグレイ | ミスティックシルバー |
ディスプレイ | 約10.1インチ,WUXGA(1920×1200),IPS | 約10.1インチ,WUXGA(1920×1200),IPS |
CPU | Qualcomm Snapdragon 435 オクタコア | Kirin659 オクタコア |
OS | Android 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1 | Android 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1 |
メモリ | RAM3G/ROM32G | RAM3G/ROM32G |
microSD | 最大128G | 最大256G |
測位方式 | GPS/Glonass/BDS | GPS/Glonass/BDS |
Wifi | 802.11a/b/g/n/ac 準拠 (2.4 / 5GHz) | 802.11a/b/g/n/ac 準拠 (2.4 / 5GHz) |
Bluetooth | 4.1 | 4.2 |
USB | micro-USB | Type-C |
センサー | 指紋認証センサー / 加速度 / 照度 / 電子コンパス | 指紋認証センサー / 加速度 / 照度 / 電子コンパス / ジャイロ |
カメラ | メイン800万画素/イン800万画素 | メイン800万画素/イン800万画素 |
バッテリー | 6660 mAh | 6660 mAh |
耐水・防塵 | なし | IP67 |
テレビ | なし | フルセグ・ワンセグチューナー |
比較してわかること。処理が速くなった!
細かい変更点があるものの、嬉しい変更点としては、CPUがQualcomm Snapdragon 435からKirin 659になったことでしょうね。
一昔前であればQualcommのSnapdragonは安心の最高ブランドでしたが、最近はHUAWEIのKirinもスマホで実績を積み、高い評価を得てきました。今ではAIを搭載できるほど力をつけています。
私の持っているwp無しモデルは、「 HUAWEI MediaPad M3 Lite の処理速度はどれぐらい? 」で書きましたが、Antutuというベンチマークソフトによると、46,000程度。これでも普通にネットを使う分には問題ありませんでした。
それがKirin 659になると60,000は超えるのではないかと想像できるので、30%アップです。体感的にも違ってきそうですね。
テレビが見られる!
製品名にwpがついているものの、このタブレットの売りは防水よりも、ワンセグ・フルセグチューナーを内蔵している点になりそうです。製品名は「wp」よりも「tv」のほうがよかったのでは…。テレビを見るために防水が必要なので、主従関係が逆では…。
さて、イヤホンジャックに付属のアンテナケーブルを挿入して受信するようになっています。黒いコードがぶら~んとつながっているのは、少しかっこ悪いです。
でもワンセグだけでなく、ワンセグよりも高画質で受信感度がいいフルセグも見られるのは、テレビ機能としても力を入れています。
本来、タブレットとテレビは相性がいいはずなのです。それがようやく実現しました。HUAWEIのタブレットとして初です。ついにHUAWEIも日本のユーザーに歩み寄ったか…。
防塵・耐水。
防塵耐水レベルはIP67等級です。IPは国際電気標準会議(IEC)の定める保護等級で、IP67とは、6等級の防塵性能と、7等級の防水性能を持つという意味で、防塵は最高レベルです。
HUAWEI公式サイトで公表している検査条件は、水温15℃~35℃の水を用いて、本体を水深1mのところに30分沈めて使えることを確認しているようですね。
まあでも無茶しないほうがいいです。それでも台所とか、お風呂場といった水がかかるところで使えるのは、利用範囲が広がりますね。
防水だけではそれほどうれしくないのですが、テレビが見られるので訴求力があるタブレットになりました。
サイズ感は少し大きいけど…。
私が持っているwp無しでさえ持ってみると大きくて重い感じはあります。wpになるとさらに横幅8mm大きくなり、5グラム重くなります。
ただ、テレビを見ることを重視するとすれば、基本は横向きで置いて使うことになりますので、たまに持ち運びする程度であれば、十分使える大きさ、重さになります。
しかし…。
価格がandroidタブレットとしては高い?
4万円ぐらいします。これではiPadが買えてしまうのです。
iPadと処理速度を比較すると、段違いにiPadのほうが上です。なので、よほどテレビを重視する人用のタブレットになるでしょうか。
まあネットがつながらなくてもテレビは見れますし、災害時でも使えます。1台あると便利な万能タブレットという見方もできるかもしれません。
これまでの「タブレット」としては考えない方がいいかもしれませんね。
HUAWEIはスマホ・タブレットの分野では既に定評あり安心して使えるレベルになっています。
テレビを買っておまけ程度にネットも使えるというのではなく、ハイクオリティーのタブレットにワンセグではなくフルセグも入っていると考えれば、オールインワンで4万円あるいは3万円台で買えるのは確かにコスパ良し!ですね。
色が…。
細かい点なのかもしれませんが、色がミスティックシルバーという一色なのは残念。前面が白なんですよね。少なくともブラック系の二色は欲しかったなと思います。
wp無しのスペースグレイの前面ブラックはフレームの輝きが渋くて、とても気に入っています。
まとめ。
CPUの向上は魅力的ですが、かといって劇的にアップしたわけでもなく、ソフトウェア面でのアップデートがありません。カメラ機能、メモリ、ストレージ、バッテリーも同じ。
wpのセールスポイントは防水防塵とフルセグなので、そこに魅力を感じるかどうか…。
でもwpが登場することによって、wp無しモデルがさらに値下がっています。wp無しの2万円台で買えるコスパ感は今でも最強です。これまでのいわゆるタブレットで十分という「wp無し」狙いの人にとってもwp登場は歓迎と言えるでしょう。
それでは、また!