こんにちは!
ついにHUAWEI Mate 10 シリーズが発売されましたね!
HUAWEI 公式サイトでは、「A FUTURE OF SMARTPHONE 11.28.2017」と銘打って、スマートフォンの未来として、2017年11月28日に登場することを公表していました。
HUAWEIのコンシューマー向けサイトではちょっと控えめな感じですが。HUAWEI公式のtwitterを見ると、カウントダウンとともに、こんなキャンペーンしてました。
あなたの「未来のスマホ像」とは?4つの中から選んで、未来のスマホを手に入れよう。詳細は特設ページをCheck! #RealAI →https://t.co/iz2S4zHDRt https://t.co/XsrrroGU74
— Huawei Mobile (JP) (@HUAWEI_Japan_PR) 2017年11月13日
未来のスマホ像をツイートして応募すると、ファーウェイ最新のスマホが1名様にあたるとのことです。
これ、自由にツイートできるのではなく、「AIで超省電力」「AIでプロ並みカメラ」「AIで超パワフル」「AIで世界の人々と会話」の4択になってます。
こんなに未来を限定していいのか…な…( ˘ω˘ )
この4つは「未来」というよりも、これまでのスマホの延長線上にあるもので、多少インパクトは弱いでしょうか。まあ、HUAWEIにとって、Mate 10 = 未来、ということを伝えたいので、狙い通りなのでしょうけど、技術屋さんの発想という感じがしますね。
素人が感じる未来感としてはiPhone Xの顔認証のほうが実用的かどうかはさておき(寝顔で認証できないとか)インパクトはありました。
さて、そのキャンペーンページですが、カウントダウンが進むごとに、Mate 10のスマホの特徴が書かれたカードが増え、期待を起こさせてくれるようになっています。
「やっぱり水に強いほうがいい」ということは、HUAWEI初の防水スマホになりそうですね。これまではHUAWEIのスマホは総じて防滴レベルでした。
おっと思ったのは、「おいしさを写真で伝えたい」です。この背景が「すき焼き」じゃないですか!こうやって巧みに日本向けを意識したキャンペーンページを作っているところは、日本人の琴線に触れるようなことをしてきたHUAWEIらしいなぁと思いました。
さて、Mate 10シリーズって私も注目してます。「 スマホの画面徹底比較!5.5インチと5.2インチ両方使って感じたこと。 」にも書きましたが5.9インチぐらいのスマホってA4サイズのPDFの資料が見やすくなりそうなので期待しています。
それで当初は既に発売されているMate 9 を買おうかと思ったのですが、Mate 10シリーズが一通り出そろうまで待ってみるつもりなんです。
それで発売になりましたので。
Mate 10シリーズのスペック比較。
どれも比較的高価格帯のスマホなので、後続のシリーズのほうがよければProは少し待ったほうがいいですよね。
それで、まだ国内では未発売のMate 10を含め、スペックを比較してどれがいいのか考えてみました。Mate 10はグローバルサイトからの引用になります。
Mate 10 Pro | Mate 10 | Mate 10 lite | |
サイズ | 74.5 × 154.2 × 7.9 | 77.8×150.5×8.2 | 75.2×156.2×7.5 |
重さ | 178グラム | 186グラム | 164グラム |
ディスプレイ | 6インチ 18:9OLEDディスプレイ。2160×1080ピクセル | 5.9インチ 16:9 LCDディスプレイ。2560×1440ピクセル。 | 5.9インチ 18:9ディスプレイ。2160×1080ピクセル |
CPU | Kirin 970 | Kirin 970 | Kirin 659 |
OS | Android8.0 | Android8.0 | Android7.0 |
メモリ | 6G | 4G | 4G |
ROM | 128G | 64G | 64G |
microSD | × | 〇 | 〇 |
USB | Type C | Type C | microUSB |
メインカメラ | モノクロ2,000万画素+カラー1,200万画素 f値1.6 | モノクロ2,000万画素+カラー1,200万画素 f値1.6 | 1,600万画素+200万画素 |
フロントカメラ | 800万画素 f値2.0 | 800万画素 f値2.0 | 1,300万画素+200万画素 |
バッテリー | 4,000mAh | 4,000mAh | 3,340mAh |
防水 | IP67 防水防塵 | IP53 防沫防塵 | 不明 |
指紋認証 | 背面 | 前面 | 背面 |
価格 | 89,800円(税別) | Proより少し安いぐらい? | 42,800円(税別) |
比較して思ったこと。
Mate 10 Proって相対的にはプロフェッショナルな位置づけじゃないんだなぁと思いました。下位機種とされるMate 10と、スマホの重要なパーツとなるCPUやカメラは同じなんですね。Mate 10がそもそもレベル高いということなのでしょうけど。
ディスプレイサイズと液晶の違い、防水レベルの違い、microSDを増設できるかどうか、でしょうか。
その中ではディスプレイの違いが大きいですね。
なので、Mate 10 Proというより、Mate 10 Slimと言ったほうがいいような、形状の違いのように思います。
なんだかこのMate 10 Slim…違ったProって、microSDで増設できず、防水機能、有機ELディスプレイ…ん?何かに近い…そうiPhone Xです。このProはiPhoneキラーという役割が与えられているように思います。
18:9という縦長ディスプレイは今は新鮮ではあるものの、今後、2,3万の安いスマホでも登場してくると思われますので冷静に考えたいと思います。それでMate 10でできるだけ軽くスリムにということであればProという感じでしょうか。
でもMateシリーズはそもそもビジネススマホという実用面を期待します。例えばA4の資料は16:9のMate 10のほうが広々して見やすいかもしれません。ビジネススマホとしてはProではなくMate 10のほうがいいのではないかな。
あと、指紋認証はMate 10のように前面のほうがいいですよね。今使っているnova liteの指紋認証が背面なので、テーブルに置いて使っていて自動ロックされた時、ロック解除するために毎回スマホを浮かせて背面に指を入れる必要があるんですよね。
Mate 10だけが前面にHUAWEIのロゴが入っていないのもポイント。ロゴがないほうがすっきりします。あ、もしかしてHUAWEIのスマホで前面にロゴがないのはMate 10が初めてかも!!
ということでMate 10待ちですね。
あ、Mate 10 liteは…?
Mate 10という名称がついてはいますが、CPUが違ってカメラもLeicaではありません。単に18:9ディスプレイで両面デュアルカメラ搭載のスマホという感じでしょうか。これだったら他社でも出してくると思われるので、Mate 10 liteは立ち位置が微妙な感じがします。
Mate 10 lite を買うぐらいだったら、既に発売されているMate 9かな~。
ということで、日本でMate 10シリーズ。これから楽しみですね。
それではまたっ!