こんにちはっ!
ついに2019年7月下旬に日本国内でも発売されたUMIDIGI A5 Pro。トリプルカメラなのに13,000円程度で買えるという超コスパスマホ!
この価格だと安いのは大歓迎ですが、品質面で少し心配ですよね。そのあたりはどんな感じなのでしょうか??
輸入ではなくamazonで発売日の前から予約して購入しました。まずは開封レビューしたいと思います。
外箱
外箱はこんな感じで他のUMIDIGIのスマホと全く同じ。モデルの刻印もないのでこのあたりの簡素化が安くなっている一つのポイントなのでしょう。
ここにA5 Proという記載があるだけです。購入したカラーはブリージングクリスタルです!HUAWEIのP30シリーズにもあるカラーですが、1万円のスマホでどの程度実現しているのか必見ですよね。
スペックはこちらに記載。ストレージ32Gだけど、メモリ4Gはこの価格ではスゴイです。バッテリーはUMIDIGIのスマホは大盛りが特徴。このA5 ProはUMIDIGIとしては少な目の4,150mAhですが一般的なスマホと比べると多いので安心。今回、両面ガラスなので重量が重くなり、バッテリーを減らしたのでしょう。
さて箱を開けます!
パカッとな…。おいっ、Thanksはいいけど、カード折れてるやん!まあUMIDIGIってこんなもんですよ。カリカリする人には向いていないと思いますよ。
カードを取り除くと、本体が。A5 Proの特徴が書かれています。120°の超広角カメラ付きのSONY製トリプルカメラ。1,600万画素フロントカメラ。6.3インチFHD+のフルスクリーンに4,150mAhのバッテリー。そしてトリプルカードスロット。
本体の下には付属品が入っています。
付属品
「LINK TO THE WORLD」と書いている立派な封筒ですが、中身は…。説明書とSIMトレーのピンしか入っていません。
UMIDIGIは説明書や先ほどの外箱にバンドの記載がしっかり書いてあります。
そしてUMIDIGIの他のスマホと同様、電源アダプターとUSBケーブル…。
読みにくいけど出力は5V2Aとだけ書いています。F1 Playの電源アダプターは9V2Aや12V1.5Aに対応していましたので、A5 Pro用の電源アダプターの出力は弱いようです。
F1 Playは断面が四角い形状でしたが、このように楕円の形状なので明らかに違うタイプで、価格差が反映されています。
そして赤いからいつもと同じUMIDIGIのType-Cケーブルだと思ったのですがなんとmicro USBケーブルという古いタイプ!なんだUMIDIGIって全てのスマホがTypeCだと思っていたのですが見事に裏切られました。まあでも価格に反映しているので許せるけど。
保護フィルムを剥がす
このラベルを持って保護フィルムを剥がすと…。
さらに保護フィルムが貼ってあるのはUMIDGIの良いところ!
でもあああっ!おっきな気泡が入ってるやん!これがUMIDIGI。カリカリしない。
そしてケースが最初から装着しているのがUMIDIGI。それで一度ケースを剥がす儀式があるのがUMIDIGI。おおっ、メタルのフレームがいい感じ!
そうすると裏面にも保護フィルムが….。このあたりの過剰気味なところは日本にも受け入れられるところ。
そしてあれ??すっごいやな予感。F1 Playはこのシールに技適マークがついていたのですが、付いてない!!これ、もしかして技適ないの??
まあひとまず背面の保護フィルムを剥がしてみた。
ブリージングクリスタルの色
ふむ。なかなか良ろしい。ホワイトから淡い紫やブルーになる。派手過ぎずでさわやかなカラー。
フレーム部分も落ち着いたマットなシルバーでがっしりとした剛性感があり、とても13,000円程度とは思えない。P30 liteのような鏡面仕上げのシルバーではなく、iPhone XR風のシルバーです。
ほほう。これはいいな。P30やP30 Proなんて10万円近くしますからね。カラーだけですけど同じようなカラーがこの価格で楽しめる。
外装はこの価格なら200点でしょう。不満はないというか大満足です!
カメラの出っ張りもこの程度なので特に問題なし。
microUSBの穴。その他スピーカーの穴の加工も定番通り。
本体デザインに関しては、個人的に絶賛していたP30 liteのパールホワイトを超えたようにさえ感じます。
光の当たり方によって表情を変えるんだけど、派手ではなく控えめなところがいい。
左がF1 Playだけど明らかにクオリティーはA5 Proのほうが上、というか比較対象にならないぐらい。
これは悩ましいスマホを登場させたな…。
電源ON!
キラーンとUMIDIGIロゴが光って起動するところも、そこそこカッコイイよ。
持ってみるとちょっと重いけど、剛性感があるので高級感も伴っていて好印象。背面のガラスのためスッキリした感じがする。F1 Playより持った感じが嬉しい。
重さは?
実際重いです。205グラムなので。UMIDIGIのスマホは重いんですよね~。
ケースを見てみる
付属しているケースはこんな感じで高級感はありません。しかもブリージングクリスタルなので指紋認証部分が水色なんですが、全く合いませんね。
ボタン部分もこんな感じでかなりダサくなります。iPhone XR風のマットなシルバーフレームも楽しめない。これは透明クリアケースの方がよさそうですね。
microUSBなどの穴の開口部分。
ケースの重さは?
この通り18グラムですので軽い方です。
でも本体が重いからケースを着けると….。224グラムかぁ…。重いな。これがUMIDIGIの一つの欠点なんだよなぁ。
そしてあっ、思い出した!技適はどうなってるんだろう?
技適は??
左がF1 Playで右がA5 Proなんですが、「法的情報」のメニューの下に「規制ラベル」がF1 PlayにはあるんだけどA5 Proにはない。
F1 Playではこの「規制ラベル」をタップすると技適マークが表示されるのですが、もしかして厳密にはA5 Proはまだ日本国内で使えないのか…。
確かに考えてみればamazonではこの記事執筆の2019年7月31日時点でも「グローバルバージョン」「技適認証予定」となっていた。
でもこの「技適認証予定」って発売時には技適認証されると思って予約したんだけど、まさか「技適認証予定」のまま発売されるとは…盲点だった。なんだ。技適なしのただのグローバルモデルを買ってしまったのか…日本で発売されたとはまだ言えない…と少し冷めてしまった。
まあ他のUMIDIGIスマホはたいてい技適認証しているので時間が経てば技適マークは表示されるとは思うのですが、なんともスッキリしませんね。
トリプルカメラは?
ほんの少し触ったけど、広角120°に切り替わるのが遅いですね。P30 liteはタップすれば1..と数えるぐらいで比較的すぐに切り替わりますが、A5 Proは1,2,3…と数えたぐらいでようやく切り替わる感じ。
最後に
ということで技適未対応の状態で出荷されるのは想定外でしたね。
これではちょっと不安が残るので、技適対応になってから購入したほうがいいのではないかと思いました。
あと、やはりカメラは弱い感じはありますのでこのあたりが気になるならHUAWEIのnova lite 3やP20 liteやP30 liteにしたほうが後悔しないと思います。
でも、HUAWEIの価格はA5 Proの2倍するわけで。そしてA5 Proの外装のクオリティーはHUAWEIと比較しても遜色なく、満足度高い。これが1万円程度なのか~、という超お買い得感はA5 Proにしかない魅力。A5 Proがバリューキングであることには変わらないですね。でもやはり技適が正式に対応されるまで待った方がよさそう。
それではまたっ!