iPhone 11ってベストバイなのか?最近のスマホ事情と共に考えてみた。

iPhone 11(出典:Apple公式サイトより)
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こんにちはっ!

ついにiPhone 11が出ました。個人的にはAppleをひいきするつもりはなく、良いスマホであればAndroidでもiPhoneでも使ってきました。

このiPhone 11。後からじわじわくるスマホかもしれません。これまでのiPhoneとはある意味ちょっと違う。

カリスマデザイナーと言われたジョナサン・アイブがアップルの退社決断後、名役者不在で静かにリリースされたiPhone 11。

振り返ればiPad mini 5を手にしたとき、これまでのiPad miniとデザインはまったく同じだし、同じどころかフレームの輝きは失い、その上背面に穴が空いているのには唖然としました。それでも当時の最新スマホiPhone XSと同じプロセッサーA12を搭載しているけどお手頃価格だった。そう。ワクワク感はなく魅力だったのはコスパ感だけだったんです。

その頃からAppleらしくないな…と感じるようになりました。デザインは二の次に舵を切った??そんな予感の中アイブが去るという一報を聞いたとき、そうだろうな~と思いました。

それでアイブ不在の初めてのiPhone—イレブン。

どうやらiPad mini 5で表れていた通り、デザインよりもコスパにわずかに軸足を移しています。でもこれはユーザーにとって大歓迎なことなのです。

実際安いの?iPhone 11

iPhone 11が発表されたとき、iPhoneにしては安いと思ったのではないでしょうか。iPhone 11 64Gで税抜き74,800円。前作のiPhone XRは登場時は税抜き84,800円だったのでiPhone 11は1万円下がったことになる。円高の効果もあるらしい。

でも消費税8%として80,784円、10%だと82,280円だから実際には8万円超え。しかもストレージたったの64G。実際にApple StoreでiPhone 11をカートに入れて購入ボタンを押す前にはこんな感じで額が跳ね上がり、やっぱり高いかな??

結局iPhone 11は8万超え
結局iPhone 11は8万超え

あと余談ですが、「消費税増税に伴うお客様のご注文について、さらに詳しく」というリンクがあり、そちらを見てみると…。なんと注文日ではなく出荷が10月1日以降になると10%になるという…。これから購入しても10%になる可能性が高いですよ。買うのなら急いだほうがいいのかな…?

出荷が10月1日を超えると10%!(出典:AppleStoreより)
出荷が10月1日を超えると10%!(出典:AppleStoreより)

さて。冷静に考えればiPhone 11の価格は安いわけではない。今、スマホはUMIDIGI A5 Proみたいにクオリティーがそこそこ高くても1万円台から買える時代。実際売れまくってる。

ただ本体の形状は真似できても、当然ながらiPhoneのカメラ性能には到底敵わない。ちなみにコスパスマホ勢のUMIDIGI A5 ProやHUAWEI P20 liteとiPhone XRの写真の比較画像はこちらに書いています。

そんなことでネット、SNS、メール程度であればもうUMIDIGIで十分満足できる。

だけれどカメラ性能や動画編集など、それ以上を期待するならiPhoneはソフトとハードの一体開発なのでいまだにセンスの良さが光ります。そしてiPhoneというフラッグシップ的な存在なのに8万円程度。これはAndroidのフラッグシップスマホでも安いぐらいです。

例えば2019年のAndroidスマホ界で一番ホットなスマホは、“コロンブスの卵”のフリップカメラ&真のフルスクリーンを搭載したASUS Zenfone 6。これが日本では税込75,000円程度で思ったよりも高かったけど、機能的には魅力があり久しぶりに買いたくなるAndroidスマホだったように思います。

実はこのZenfone 6を買おうと思ったんですがトライライトシルバーが売り切れだったんですよね。そこへiPhone 11が税込8万円程度で思ったより安い。だったらiPhone 11買おうと思った。トータルバランス的にはやはりiPhone 11のほうが上。

こんな感じでASUSはスマホ自体は良いものを作るのですが、日本での価格や販売タイミングが悪いことが多いですね。Zenfone 6が思ったより高くて、iPhoneが思ったより安くなり、Zenfone 6のライバルがiPhone 11になってしまった。

iPhone XRの改良モデルがiPhone 11

iPhone 11の安さの秘密は前年モデルのiPhone XRと基本的なデザインが全く同じということ。コンマ1mmレベルで同じ。グラムも同じ。このようにiPhone XRの中身だけをアップデートすることでコストを大幅削減してるけど、カメラはシングルからデュアルになってカメラの数が増えたのに重さが194グラムで変わらずなので他のパーツで減量している。こんな感じでiPhone 11は地味な努力がうかがい知れる。

従来のiPhoneではマイナーアップデートモデルはSをつけていましたのでiPhone XRSと言えなくもないモデルですが、大胆にiPhone 11と刷新してきた。それでもラベルの張り替えみたいな手抜き感を出さないところがAppleのうまいところ。そこが今のAppleらしさ—派手ではないけど手堅い—なんだと思います。

iPhone 11(出典:Apple公式サイト)
iPhone 11(出典:Apple公式サイト)

実際、XRSではなく11と呼ぶのにふさわしく大胆に改良している。その内容は次の通り。

まずiPhone XRから引き続き6色カラー。

カラバリは簡単にコストカット対象になりますので価格競争の激しいAndroidスマホで6色はあり得ないことです。それでiPhone XRだけで次は2~3色展開に戻るだろうと思っていましたが、iPhone 11でも引き続き6色!これほどの多色展開が二代続いたフラッグシップのスマホがこれまであっただろうか?

さらにiPhone XRからカラーが見直されソリッドカラーではなく淡いカラーになっています。つまり赤・黒・白以外を選べば一目見てiPhone 11だとわかる特別色を楽しめる。

6色カラーが見直された
6色カラーが見直された

A13 Bionic

次に上位機種iPhone 11 Proと同じパワフルなプロセッサーA13 Bionicを搭載していること。これは単にスペックが同じというだけでなく、今回はできることもProとほぼ変わらない、という点が大きいと思います。このあたりは廉価版ではなく、堂々とiPhone 11と名乗れるところで期待を裏切らない。

そしてカメラがデュアルになった!

iPhone XRを使っていた私にはかなり嬉しいところ。

iPhone 11はデュアルカメラ(出典:Apple公式サイトより)
iPhone 11はデュアルカメラ(出典:Apple公式サイトより)

iPhone XRはシングルでした。まあでも既にAndroidスマホではデュアルが標準だったのに9万円するスマホがシングルという英断はある意味評価はしていました。これもシンプルでAppleらしいと思っていたんです。

iPhone XRはシングルカメラだった
iPhone XRはシングルカメラだった

でも背景がぼけるポートレートモードにすると人物でなければ「誰も検知されませんでした。」というそっけない警告が上に表示されるのはガッカリするんですよね。いや、シングルカメラの限界を知ったうえで購入したんだけど、HUAWEIの2,3万円のスマホが背景ぼかせるのに、9万円もするiPhone XRがあっさりあきらめるのはやはり納得いかない点でした。いずれアップデートで人物以外もぼかせるだろうと期待していたのですが実現しませんでした。

iPhone XRで猫を撮影しようとしたところ
iPhone XRで猫を撮影しようとしたところ

ちなみに余談ですがHUAWEI P30 liteだと、こんな猫をパンダと認識します。パンダなんてそんなに歩いていないんだから迷ったら猫を優先して判断してよって思いますけどね。AIってまだまだ遠いね。でもこれはHUAWEIのジョークだと思います。

HUAWEI P30 liteの場合。パンダじゃなくて猫だよ、いや猫の時計だよ
HUAWEI P30 liteの場合。パンダじゃなくて猫だよ、いや猫の時計だよ

それはともかく、iPhone 11は被写体が人物かどうか考えなくてもとにかく背景をぼかせるのはいいですね。

しかもAndroidスマホのデュアルカメラというと、たいてい二つ目は深度測定用の画素数も低いショボいカメラでしたが、iPhone 11の二つ目のカメラは120°の超広角カメラでしかも画素数がどちらも1,200万画素で同じであることがポイント。

デュアルカメラの画素数が同じであることに注目(出典:Apple公式サイトより)
デュアルカメラの画素数が同じであることに注目(出典:Apple公式サイトより)

単にスペック上でデュアルにしたかったのではなく本気のデュアル。これはどちらのレンズで撮っても画質は変わらないように設計していることがわかります。その設計を活かしてiPhone 11は、どちらの画角で撮影したとしても自動的に広角と超広角の両方を同時にとっておけるんです。

これはレンズを交換する必要のないスマホカメラのメリットが最大限生かされていると思います。ボカシ量の調整とか、画角なんかは撮影時に考えているヒマなんてない。とにかくシャッターチャンスを逃さずシャッターボタンだけ押して撮影して、後で画角を決めることができる。これはiPhone 11ならでは。

暗い場所でも明るく撮影できるナイトモードも加わり全体的にカメラ機能が強化されたり、防水はIP67からIP68に地味に向上しています。欠点が少ないスマホに仕上がっています。

さいごに

コードネーム“タピオカ”のiPhone 11 Proもいろいろ書きたかったけど文章量が多くなってきたのでやめたいと思います。

AppleのCEOがティム・クックに変わってからかなり堅実なiPhoneに変わろうとしています。夢を追いすぎず、価格面でユーザーに歩み寄りつつも着実にアップデートしている。かといってブランド力を落とさず…絶妙なバランス。個人的にはiPhone 11は高評価です。今は残念ながらHUAWEIが微妙なところなので、2019年のフラッグシップスマホのベストバイはiPhone 11一択かもしれません。

それで私はiPhone 11を購入してみました。何色にしたかって?こちらをご覧ください。

iPhone 11 Proが気になるならこちらをご覧くださいね。

それではまたっ!

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