こんにちは!
いや~、ビックリしました。
Mate 10(無印)の日本国内での展開を首を長くしてまっていたのですが、nova lite 2の発売です!もうMate 10はいったん忘れよう…。(´・ω・`)
私はnova liteを2017年3月ごろ買ったのですが、バッテリーの持ち良し、写真はそこそこ綺麗、画面もそこそこスイスイ動くので、特に大きな不満なくこれまで使って来ました。
nova liteは何と言っても最強のハイコスパスマホでした。
nova liteは2017年2月に登場して2万円で買えました。当時はもうこんなハイコスパのスマホは出ないであろうと言われていました。
ところがその約4か月後の2017年6月にはP10 liteという世界戦略的なハイコスパモデルが登場します。しかも価格差は5,000円もありませんでした。nova liteはすっかり日陰に追いやられたのです。
nova liteとP10 lite はサイズ・スペックともに酷似していました。違いと言えばnova liteのフレームはプラスチックなのにP10 liteは輝かしいメタルフレーム…。勢いのあったnova lite の存在を否定したのはHUAWEI自身だったのです。
でもHUAWEIは自己否定の繰り返しで成功してきています。それでいいのでしょう。結局HUAWEIになるわけですから。
こういう経緯もあり、nova liteはMVNOとの関係を強化するために送り出された一代限りで終焉するマイナーなスマホと思っていました。
しかし…。
nova lite 2が2018年2月9日に発売。
するというではないですか!
2018年2月9日といえば、OPPOのカメラフォン第一段R11sの発売日でもありました。
世界シェアでHUAWEIは3位でOPPOは4位です。HUAWEIもメラメラ対抗心が表れています…恐ろしや…。実際、OPPOのことは忘れそうになるほどnova lite 2はインパクトがあります。
ところでこのnova lite 2。海外では「HUAWEI P smart」というモデルのようなのです。
実は日本のHUAWEI公式サイトでさえ、nova lite 2のプロモーションビデオの最後の部分では、次の通り堂々と「HUAWEI P smart」となっていました…完全に開き直ってます。(´・ω・`)
でも「nova」よりも「P smart」のほうがシンプルかつベーシックな響きがあって名称はいいような…。直前までP smartにするつもりだったのでしょうか。いっそのこと、そのまま「P smart」でもよかったんじゃない?って思います。
それでもnova lite 2として日本に持ってきたのはとても意味があったと思います。
ASUSのZenfoneみたいに、GoやLiveやLaserやZoomやSelfieやProやSelfieにもProがあって、そしてMaxはえ~っと5.2インチと5.5インチ版があったりして型番を注意しなければいけなくって、あれZenfone 4とZenfone 5って5の方が古かったんじゃないの?いや新しい?とか、あれこれバリエーション増やして混乱させるよりも整理されていていいですよね。
しかもスペックが前作のnova liteの延長線上にありますので、nova lite シリーズとして期待を裏切らないものとなっています。
では実際にこのあたりも含め。
nova liteとnova lite 2とMate 10 liteのスペックを比較。
してみたいと思います。前作のnova liteと、デュアルカメラで18:9ディスプレイのMate 10 liteとも比較してみました。
ごく簡単に比較すると次の通りです。
nova lite | nova lite 2 | Mate 10 lite | |
発売日 | 2017年2月24日 | 2018年2月9日 | 2017年12月8日 |
価格(2018年2月) | 約21,000円 | 約25,000円 | 約40,000円 |
CPU | Kirin 655 | Kirin 659 | Kirin 659 |
RAM/ROM | 3G/16G | 3G/32G | 4G/64G |
ディスプレイ | 1080×1920(5.2インチ) | 1080×2160(5.65インチ) | 1080×2160(5.9インチ) |
ディスプレイ縦横比 | 16:9 | 18:9 | 18:9 |
サイズ | 72.94×147.2×7.6 | 72.05×150.1×7.45 | 75.2×156.2×7.5 |
重さ(グラム) | 147 | 143 | 164 |
バッテリー | 3,000mAh | 3,000mAh | 3,340mAh |
カメラ | メイン:1,200万画素、フロント:800万画素 | メイン:1,300万画素+200万画素、フロント:800万画素 | メイン:1,600万画素+200万画素、フロント:1,300万画素+200万画素 |
USB | micro | micro | micro |
OS | Android 7.0 | Android 8.0 | Android 7.0 |
antutu | 約58,000 | 60,000以上? | 約63,000 |
こうやって比較してみると、nova lite 2って再びコスパ最強の記録を更新した感じですね!
nova lite 2はMate 10 liteのなんと4割引きの価格にもかかわらずCPUはMate 10 liteと同じなんです。
もちろん安い分コストカットが見られます。どの部分の機能が削られているかというと、Mate 10 liteよりRAMは4Gから3G、ROMは64Gから32Gと少なくなっています。また、フロントカメラがデュアルではなくなっているという点ですね。
でも私はMate 10 liteが登場したとき思ったのはフロントは別にデュアルではなくてもいいのでもっと安くしてくれないかな、って思いました。それでnova lite 2はこれからのトレンドとなる機能をテンコ盛りではなく“厳選”し、その分価格を安くしたベストバランスなスマホになっています。
nova liteと比較してみるとRAMは同じで3Gですが、ROMはnova liteで不満だった16Gから32Gになっています。CPUはKirin 655から659と型番が上がっていますので、若干処理速度も向上しています。細かい点が改善されていますね。
そろそろ次はデュアルカメラの「撮影してからボケ味やピント調整できる機能」が欲しいと思っていたのですが、この価格でデュアルカメラのスマホが手に入るとは!このnova lite 2はちょうど良かったです。
重さはこの中でnova liteではなく、nova lite 2が一番軽いのもいいですね!
大きさはどうでしょうか?
nova liteとnova lite 2とMate 10 liteの大きさを比較。
このあたりはスマホを実寸で比較できるサイト yourfones.net で見てみたいと思います。
左からnova lite、nova lite 2、Mate 10 liteの順です。
nova liteとnova lite 2は横幅がほとんど同じで縦方向にわずか3mm伸びました。このあたりがnova lite を使っていてnova lite 2の乗り換えても違和感なく使えるところだと思います。
Mate 10 liteはさらに一回り全体的に大きいですし、価格帯も違いますのでコンパクトなスマホとしてはnova lite 2一択になるほどのインパクトです。
まとめ。
今nova liteを使っていても、nova lite 2は処理速度の向上、ディスプレイの拡大、さらにデュアルカメラがつきます。nova liteから買い替えても満足しそうですね。
これからスマホを買い替える理由として、デュアルカメラにしたいというのが一つあると思います。ただ、デュアルカメラを持つHUAWEI P 10やOPPO R11sのような写真に強いスマホもいいかなと思っていても、著名なサイトではたいてい税抜きで語られているので、実際に購入する消費税込になると意外に高いです。まずはnova lite 2のデュアルカメラで試してみるか、と考える人も多いでしょうね。
P10 liteの後継機P20 liteの登場も気になるところですし、P20 liteはnova lite 2を超えるスマホとなるのでしょう。これからもPシリーズliteの日陰で育つnova lite シリーズですが、最強のハイコスパスマホとしてのポジションはずっと保ちそうです。
後はnova lite 2をいつ買うか…。
その点はこちらをご覧ください。
そしてついにnova lite 2を買ってしまったので開封レビューはこちら!
それではまた!