こんにちはっ!
Google Pixel 4aを予約して購入しました!
いろいろ考えて購入に至ったのですがその点はこちらの記事に書いています。
そして意外なこともありましたが無事届きました。
ではこれから、借用レビューではなく実際に購入した本音レビューをお届けします。
外箱を開けると…。
まずダンボールの外箱を開けるとこんなものが入っていました。アンケートが入っていて2020年9月30日までですがアンケートに回答した中から抽選で100名にGoogleオリジナルグッズが手に入るようですので、このグッズが気になるようでしたら早めに購入したほうがいいですよ。スマホ本体はこの通りビニール袋に入っています。
外箱はこの通りです。
シンプルにGoogleのロゴ。Googleのプロダクトってあまりないので新鮮ですね。
Google Pixel 4a 5.8インチ 128G。日本版です。スマホ自体はベトナムでの製造、アクセサリー類は中国製です。
箱を開ける
うむ。噂では聞いていたので、こんなもんかなという感じ。
付属品はこれだけ入っています。書類一式、USB TypeCケーブル、電源アダプター、クイックスイッチアダプターです。
クイックスイッチアダプター??って他のスマホには入っていないパーツなのですが、青色のスタートガイドにその点は書いてあります。つまり古いスマホのケーブルとこのクイックスイッチアダプターをつないでからPixel 4aに接続すれば簡単にデータを移行できるのです。
このアダプターを使えば古いスマホからのデータ移行ができる…という漠然とした言い方ですが、このガイドの「以前のスマートフォン」の形状がどう見てもiPhoneです。これはAppleに対するライバル心に燃えるGoogleのスマホなんだということが伝わってきます。
青色のガイドについて先に説明してしまいましたが書類関連は次のようにSIMピンと安全に関する基本情報とガイドになります。
充電アダプターやケーブルのクオリティーも悪くないです。白と言っても若干グレーがかっていて、無印良品的なシンプルを極めた感じ。
充電器の出力は5V3A、9V2Aとの記載があります。
さて本体
下が音量ボタン、上が電源ボタンでミントグリーン色です。ボタン類がかなり下に付いています。電源ボタンでさえiPhone SE2と比較しても下に位置していますので手の小さい人にも向いています。
あと電源ボタンのミントグリーンはカラーコディネートとしてどうかなと思ったのですが、意外にあっていて、Pixelを所有しているという感覚が視覚的に伝わってきます。悪くないです。
背面を見てみましょう
安っぽいかと言われれば安っぽいですね。指紋認証部分だって例えばHUAWEIだったら周囲にメッキリングつけたりしてましたけど加飾が何もない。よく言えば素の状態で無垢。
例えばコスパ最強スマホのRedmi Note 9SはPixel 4aの約半額なににこんなに艶っぽくて高級感にあふれますので、Pixel 4aは真逆の路線でシンプル。
ただカメラ周辺部分の正方形のガラスパネルとGoogleであることを示すシンプルなGロゴと電源ボタンのミントグリーンが適度なアクセントとなり、安っぽいという一言で表現するのとはちょっと違って、飾らないスマホという感じで悪くないと思います。GoogleらしいシリコンバレーのTシャツやジーンズの延長線上にあるスマホと思いました。シリコンバレーに行ったことないけどね。
電源をつけて持ってみた
ああっ。これはいい。
持てばすぐわかる。コンパクトでとても軽い。相性がいいってこういうことで、頭で納得させるものではない、ということがPixel 4aを持って気づいた。iPhone SE2よりも軽く感じますし、iPhone SE2と違ってコンパクトなのに最大限ディスプレイが大きい。これは他のスマホにはない魅力で決定的。
以前iPhone SE2についてはこんな記事を書いた通りで、画面の小ささは致命的。
大枚はたいて買ったiPhone SE2だしiPhoneだから良いはずだと何度も念じましたが、やっぱりこのディスプレイはダメだと思っていました。そこにPixel 4aが登場したので求めていたものがまさに満たされたという爽快な気分です。
先ほどiPhone SE2より下にボタンが配置されていると書きました。Pixel 4aを初めて持ってみるとボタンの位置が右手で持つと親指が電源ボタンに当たります。日本人のように手の小さい人を完全に意識、というか意識しずぎなぐらい下についていて、電源ボタンの位置は良いとしても音量ボタンは下過ぎてむしろ操作しにくいぐらいに感じました。でもこれは私が普段大きいスマホを使っていたためでこんなポジションになるのですが、小さいスマホなのでもう少し下に持てばいいことに気づきます。そうすれば片手の親指だけで画面の下に届きます。なので親指が電源ボタンと音量ボタンの間に位置するぐらいがベストなのかなと思っています。
あとボタン類は押した感触がカチッカチッと確かな手ごたえがあり過ぎて好みが分かれると思います。カチッという物理的な音が他のスマホよりも大き目なので静かなオフィスとかだったら少し聞こえるかもしれません。まあ電源ボタン押さずともディスプレイをノックすれば画面は表示されるので問題ないとは思います。
ちなみにXiaomi Redmi Note 9Sとの比較。価格的に比べるものではないけど、Pixel 4aは有機ELなのでキレイです。Note 9Sは安いスマホにありがちな白が青っぽいですが、Pixel 4aは白がキレイ。なのでNote 9Sがコスパ最強とは言え、Pixel 4aは4万円の価値は確かにあるよねと感じると思います。
でもパンチホールの大きさはRedmi Note 9Sのほうが小さいですしベゼル(周囲の黒い部分)は狭い。このあたりは中国勢のスマホの方が強いです。なのでPixel 4aのパンチホールは気になると言えば気になるので少し大きいことは覚悟しておいてください。ブラウジングしていて常に黒いお月様が出ている感じです。
でも私はギリギリ許容範囲ですね。しかもRedmi Note 9Sは安いスマホにありがちでパンチホール周辺が多少にじみが感じらますが、Pixel 4aはパンチホール周辺も黒がクッキリしており、まさにパンチで穴を開けた感じなのでPixel 4aのほうがクオリティーの高さを感じます。
あとPINナンバーでのロック解除の触感はiPhoneに少し似ている?数字をタッチしたときのかすかな振動が似ているような…でもないか…おそらくiPhone SE2とサイズ感がかなり近いのでそう感じるのだろう思います。サイズ感の良さが操作感の良さにもつながることがわかるスマホですね。
ホームに戻る時のスワイプアップするジェスチャー操作とかもかなりiPhoneみたいに動作がヌメッとした感じが出ていて滑らかです。でもiPhoneをほどではありません。このあたりはPixel 4aだからということではなくAndroid 10の恩恵とは思いますが、PixelはグーグルのスマホなのでAndroid 10を最大限生かしているはず。
指紋認証がちょっと…。
指紋認証が背面は残念なところですね。背面ってケースに穴が空いてカッコ悪いし、人差し指は普段はスマホの側面にあるのでそれをいちいち背面に移動させて指を伸ばすので導線が悪いです。ここはiPhone SE2の前面にあるほうがマシだと思いますし、Remi Note 9Sの側面も使いやすい。
マスクをつけてるので便利とかいう評判もあるみたいだけど、指紋認証は便利だとしても背面にするのはダメですね。ここは単にコスト的に安い背面の指紋認証にしたというのが正直なところだと思う。
せめて顔認証があればと思うんだけど、セキュリティをまともに確保するためにはフロントカメラを高機能にしなければならないのでできなかったのではないかと思います。コストの兼ね合いもあるのでここは安易に顔認証にしなかったのはやむを得ないとは思う。
なので個人的にはPixel 4a使うんだったらPINでもいいかなと思った。
まとめ
Pixel 4a期待はしていたけど、手に触れた感触としては期待通りというか期待以上のスマホでした。
コンパクトなスマホを探していてiPhone SE2も気になっていた人にはかなり刺さるスマホです。よほどのiPhone好きでなければ文句なくPixel 4aになるでしょうね。
動作的にはAndroidのシュバッとしたきびきび感ではあるものの、ホームに戻ったりアプリを起動したりする動作はiPhoneっぽい滑り感も多少含まれていますので好印象です。
ディスプレイのクッキリした表示や操作感が高品質なので背面のポリカーボネート素材は意外に気になりませんでしたし、軽量に貢献しているのでむしろ良いと思います。
そして何よりもGoogleのスマホであるというブランド力は高く、持って嬉しいスマホではある。
使っていけばさらに細かな欠点は見えてくるとは思うけど、ファーストインプレッションとしては大きな欠点が見られませんでした。借用レビューじゃないのに欠点を言えないのは悔しい限りです。
あえて言うならパンチホールの大きさは多少気になるのと、今さら背面の指紋認証は不便。でもコスパ感を出すためにギリギリまで切り詰めて何かをカットするしかないと思うのでこの価格帯としてはベストだと思う。
あとはカメラ性能ですね。これは少し撮影してみないとわかりません。今度レポートしたいと思います。
それではまたっ!