さて。HUAWEI P30 liteの購入は見送っていましたが、禁輸緩和のニュースから個人的に見方が変わってP30 liteを購入しました。
この問題は長期化するし、メディアが記事のネタとしていろんな推測をするとしても、実は消費者がそんなに振り回される必要はなく、HUAWEIのコスパ感やクオリティーがずば抜けて高いことに変わらないので買えるうちに買った方がいい、と。
実際、2019年7月13日時点では価格comでもamazonでもスマホの人気ランキングはP30 liteが堂々のNo.1になり、潮の流れは変わった。
前回はこちらの記事で付属品やケースをレビューしました。
それで今回はいよいよ本体のレビューをしたいと思います。とても嬉しいのは本体のカラーがパールホワイトなんです!
最近のスマホのカラーバリエーションはタマムシ色とか、やけにギラついたのとか、宇宙的だったり、妖艶なものだったりとにかく考え過ぎなカラーが多かった。
そんな中、iPhone XRのシンプルでポップな6色カラーはトレンドと逆行していて斬新だった。
そこへHUAWEI P30 liteがパールホワイトを採用。これは楽しみだ。では、本体を開封してみましょう!
白い袋に入った本体を開封!
白い袋に入っています。今となっては例えばASUSはもう少し丁寧に覆われたもので入っているので少し手抜きな感じはしますね。
取り出すとこんな感じ。保護フィルムもはってあります。前面にはHUAWEIのロゴさえありませんのでP30 liteなのかはもちろんどこのメーカーのスマホなのかさえまったくわからない状態。まあでも昨今の状況からHUAWEIのロゴは目立たないほうがいいでしょうね。
裏面はこの通り。背面にも傷がつかないように保護フィルムが貼ってあります。SIMカードトレーの使い方などの説明が記載されているので背面の保護フィルムははがしてしまいましょう。
パールホワイトに感動
剥がすとこんな感じ。おお~。パールホワイトだ!う…美しい…。
こんな感じです。トリプルカメラの周辺を見てください。メッキ加工されてキラキラしています。パールホワイト&キラキラは王道パターン。見てるだけでテンション上がりますよね。そして指紋認証部分も手を抜かずホワイト塗装仕上げだし、周囲もリング状にメッキ加工されている。このあたりの統一感からクオリティーの高さが伝わります。HUAWEI、工業製品のツボわかってるわ。締まってる。
パールホワイトってこうやって風景が映ると透明感が際立つ美しさを放つ。トリプルカメラスマホの中で一番上品ではないかな。
パールホワイトなのでHUAWEIのシルバーのロゴも控えめで座りが良い。
左からスピーカー、マイク、USB端子、イヤフォンになります。
持ち上げるとこんな感じで並んでいます。お気づきの通り、フレーム部分はキラキラした鏡面仕上げ。
HUAWEIの公式サイトで見るよりも、キラキラしていて高級で上品です。
キラーン☆
電源とボリュームボタンも加飾がなくシンプル。小さめのボタンがお洒落。
カメラはこれだけ出っ張っています。それにしてもフレームが美しい。
上側にSIMトレーがあります。
電源ON!
電源をつけてみて持ってみました。
あっこれはいい感じ。持った感触。すぐわかる良さ。最近のスマホにしては薄くて軽いです。7.4mmだもんな。モバイルにふさわしい。スマホって持ち歩くためのものです。それでHUAWEIは安易に5,000mAhみたいな大きなバッテリーは積まないのでしょう。このあたりもHUAWEはわかってるな。
下側はロゴがないので画面もかなり下まで伸びています。そしていつでもさりげなくフレーム部分がキラリと輝く上質感が嬉しい。
そしてHUAWEIのスマホの良いところは「文字サイズ」と「表示サイズ」の二種類の設定で文字の大きさの設定ができるところ。例えばピュアアンドロイドと言われるASUSのZenfone Max Pro M2とか、UMIDIGI F1 Playでも「文字サイズ」の調整しかできません。HUAWEIはアンドロイドをさらに進化させ、痒いところに手が届くようなマメな設定ができるようになっているのも人気の秘密。
例えばデフォルトではこの程度の大きさですが。
文字サイズや表示サイズを「小」にするとここまで小さくなる。
そうすると例えば設定メニューもこんなに小さくなります。サイズ感は違うけどiPhone SEみたいな凝縮感がありますよね。
さらにジェスチャー機能をONにすると。
こんな感じで□〇△ボタンがなくなるのでブラウジングでも下まですっきり。私はジェスチャー機能がないスマホには戻れなくなってしまいました。
それでこのあたりの機能がASUSのZenfone Max Pro M2にはなかったということもあり返品しました。もちろんその理由だけでは返品はよくないことで私の場合はメーカー都合で交換か返品か迫られたので返品を選んだという経緯です。詳しくはこちらに書いています。
重さは
計ってみると159グラム。公表しているスペックと同じでした。最近のスマホでは軽いほうです。これもP30 liteの特徴の一つ。
付属のクリアケースをつけてみた!
こちらでも少し紹介した付属の透明クリアケースをつけてみました。
つけるとこんな感じ。本当につけてるの?という感じでそのままパールホワイトを楽しめます!
フレーム部分の輝きもこの通り。
電源、音量ボタンはちょっとダサくなったけどしょうがないか。
下部の端子類はこんな感じで開口しています。
それにしても、透明クリアケースの欠点はドットパターン加工によって背面のカラーがそのまま楽しめなくなる点にあるのですが、ドットパターン加工はそもそも白色のため、パールホワイトにすると影響を与えないところがいいんですよね。これが他の色のミッドナイトブラックやピーコックブルーだと違ってくると思います。
この透明感だと文句ないですよね。
表側もケースを着けている感じがしません。
ケースを着けた本体の重さは?
ケースをつけても176グラムですよ。これは軽い!
さらに軽量に?P30 liteの透明クリアケースを購入してみましたのでよかったらご覧ください。
さいごに
ということで開封していて、スマホってこうでなくっちゃ、と素直に思いました。
まずパールホワイトはご覧の通り、かなりおススメ。鏡面仕上げのフレームと清潔感あるパールホワイトのコンビネーションは上質感・高級感があります。指紋認証の丸い部分もホワイト色で塗装しさらに鏡面で縁取られているのは芸が細かい。nova lite 3よりも1万円高くなりますがその価値は感じられますよ。毎日持ち歩くものなので、ちょっとした上質感があったほうがいい。これは持ちたいと思いました。
nova liteシリーズとPのliteシリーズは当初は違いがよくわかりませんでしたが、nova lite 3は超コスパに徹することができ、P30 liteはワンランク上の上質感・本物感・凝縮感を身に着けたように思います。
クオリティーが高くてお手頃価格というのは爆発的にヒットするポイント。
そして薄くて軽量。兄弟スマホのP30やP30 Proはカメラ性能は高いですが、次の通り、実はP30 liteは3兄弟の中で一番薄くて軽い、つまり文字通りliteでもあるので、P30 liteは単に廉価版でもなくモバイル用途として積極的に選びたくなるスマホ。パールホワイトがあるのもP30 liteだけ。
P30 lite | P30 | P30 Pro | |
重さ | 159グラム | 165グラム | 192グラム |
薄さ | 7.4mm | 7.57mm | 8.6mm |
これといった欠点が見当たりません。HUAWEIの昨今の不穏な空気は、実物を手にすると一気に吹き飛ぶほどのクオリティーでした。
それではまたっ!