また心臓部分となるプロセッサーはKirin659というエントリースマホnova lite 2と同じものを使っています。簡単に言ってしまえば中身はnova lite 2と大差ありませんので、中身はP20やiPhone Xより大胆にコストカット。
ただnova lite 2は私も持っていますが、エントリースマホといってもHUAWEIのエントリーという位置づけであって、他社のエントリースマホよりもワンランク上のいわゆるミドルレンジに近いスペックですし、安定性を含めクオリティーも価格の割に相当高いです。デュアルカメラのボケ味も後から調整もできる優れもので、十分満足して使えます。
そしてnova lite 2を基準に考えると1万円足せばP20 liteが買えるという…。nova lite 2はこんな感じでフルビューディスプレイではないので、圧倒的にP20 liteのほうが画面の没入感がありますし洗練されたイメージもありますよね。さらにP20 liteはnova lite 2よりも若干コンパクト。
HUAWEIのliteはそのシリーズの廉価版という位置づけでスペックはかなり異なります。外観はP20っぽいけど中身は別物というスマホ。P20とP20 Proに搭載しているプロセッサはMate 10 Proと同じAIに強いプロセッサですが、それに対してP20 lite はKirin 659。既に2万円ちょっとで買えるnova lite 2と同じというのが悩むところです。Kirin 659自体はなかなか良いプロセッサですけどね。
このnova lite 2はアルミボディの少し冷たくクールな感じですがサラサラして持ちやすい。そして7.45mmの薄さという無駄のないデザイン。金属ボディのためにカッチリしています。18:9の大きなディスプレイ。そしてダブルカメラ。写真を撮った後にこんなに手軽に背景のボケ方を調節できるのか~、と衝撃です。前作nova liteを使っている私でさえ、これまでのスマホとの大きな違いがいくつもありました。
さて。スマホを買ったなら、まずは液晶保護シートとケースが欲しいですよね。
でもnova lite 2は液晶保護シートは既に貼ってありますので楽ちん。HUAWEIとしてはあくまでも納品時の保護目的ですので、こだわるのあれば別途購入したほうがいいですが、私はこれで十分でした。
そして、ケース。
なんと!——といってもHUAWEIのスマホとしては当然なのですが——nova lite 2はケースも標準でついてきますので、これでよければ買って即使えるという素晴らしい配慮です。